この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ラブカルチャースクール 2
第32章 Lesson 条件
胸を触っていた手が服から抜けて、高く振り上げられる。
ひぃっ!
引っ叩かれる!
反射的にギュッと目を瞑ると
バフンッ!
振り下ろされた手は、ベッドに叩きつけられた。
「きゃぁ!」
旦那の手は広がっていた髪の毛を押さえ付け
「痛っ…んぐぅ!」
息も出来ないくらい、思いっきり唇を塞いできた。
「ん…んっく…」
息苦しくて口を少し開くと
ヌチャ…
生温かい舌が口の中に侵入してきた。
驚いて目を見開くと眉間に深々と皺を作って、瞼を伏せてる旦那の目元が見える。
結婚してから基本的キスなんてそうそうしてなかったから、時たまされるとえらく驚いてしまうし…
慣れてない…。
「ふぅ…」
重なり合った唇は、お互いまだスコーンの名残で…
少し甘い…。
「っ…くっ…」
挿し込まれた舌は特に激しく動く訳でもなく、ラブカル講師陣の情熱的で甘いキスと比べたら、月とスッポンだ。
でも…
ホズミが焼いてくれたスコーンの味が、旦那とのキスの味になってしまいそうで…
悲しくなる。
ズキズキ…
胸の奥が…痛みで疼き…
「ふっ…く…ぅ…」
涙が一気に…溢れ出してきた。
ひぃっ!
引っ叩かれる!
反射的にギュッと目を瞑ると
バフンッ!
振り下ろされた手は、ベッドに叩きつけられた。
「きゃぁ!」
旦那の手は広がっていた髪の毛を押さえ付け
「痛っ…んぐぅ!」
息も出来ないくらい、思いっきり唇を塞いできた。
「ん…んっく…」
息苦しくて口を少し開くと
ヌチャ…
生温かい舌が口の中に侵入してきた。
驚いて目を見開くと眉間に深々と皺を作って、瞼を伏せてる旦那の目元が見える。
結婚してから基本的キスなんてそうそうしてなかったから、時たまされるとえらく驚いてしまうし…
慣れてない…。
「ふぅ…」
重なり合った唇は、お互いまだスコーンの名残で…
少し甘い…。
「っ…くっ…」
挿し込まれた舌は特に激しく動く訳でもなく、ラブカル講師陣の情熱的で甘いキスと比べたら、月とスッポンだ。
でも…
ホズミが焼いてくれたスコーンの味が、旦那とのキスの味になってしまいそうで…
悲しくなる。
ズキズキ…
胸の奥が…痛みで疼き…
「ふっ…く…ぅ…」
涙が一気に…溢れ出してきた。