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ラブカルチャースクール 2
第32章 Lesson 条件
すると旦那は唇を離して、「チッ」と小さく舌打ちし

「泣くなっ!」

苛々全開で怒鳴りつけてきた。

「ひっ!はいっ!」

思わず条件反射で、答えてしまう。

旦那は苦い顔をして

「泣くなら…声出すな…」

「ふっ…は…ぃ…」

無茶苦茶だった…。

でも、旦那だけを一方的に責められない…
こんな事までさせてしまったのは…

私のせいかもしれないんだ…。

鳴き声が出ない様に唇を噛み、瞼をギュッと閉じる。

真っ暗な視界の中に浮かぶのは…

世界中で誰よりも愛しい人の笑顔…。

貴方に誓った決意…

必ず叶えてみせたい。

例え綺麗事と言われても、そう思っていないと…

耐え難かった。

旦那の舌が首筋を這っていく。

「ふぅ…ん…」

ザラっとした舌の表面の感触に、ゾクゾクと寒気がしてきて気持ち悪い。

服の上から再び胸を掴まれ、握り潰される様に揉まれ出す。

「くっ!…ぅ…」

痛みと辛さで、息苦しくなってくる。

泣くなと言われても大量の涙が、閉じた瞼を決壊させてきた。

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