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ラブカルチャースクール 2
第32章 Lesson 条件
案の定…

「あるわけないだろ…」

どうでもいい感じで、言い捨てられる。

ドックン…

不安感は確信となって全身を覆い尽くし、別の意味で膣が萎縮する。

「しない…の…」

思考が一気に拒否する方向に働きだし、思い浮かぶ言葉を震える声で吐いていく。

「した事ないだろ…」

避妊する気ないんだ…。

「じゃ…じゃぁ…買ってくる…」

少しでも、中断させる方に持っていきたかったが…

「面倒だ…いいよ…」

「な…面倒…って…」

次のレッスンが終わった頃に生理の予定日だが、安全なんて言い切れない。

「もし…妊娠したら…どうするの?離婚するんでしょ?」

そう問い掛けると旦那は身体を上げて、本当に面倒臭そうに溜め息を吐いて

「はぁ…離婚してやるって言っただろ…その後の事なんて俺には関係ない」

少しで細めた目で、冷たく言い放った。

「関係ない…?」

「あぁ…お前は俺に関わりたくないんだろ?」

私の気持ちを逆手に取って、まるで脅しだ。

ドックン…ドックン…

「それは…」

もしかして…この人は…

私が一番苦しむ形で…

『復讐』でもしようとしてるんじゃなかろうか?

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