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ラブカルチャースクール 2
第32章 Lesson 条件
翌朝…

前日のバイトの四天王騒動や旦那の事でかなり疲労していたのか、目覚ましのベルに気付かず寝過ごしてしまった。

「きゃぁ!ヤバイ!ご飯の準備が!」

いつもだったら旦那に朝食の準備が出来たと、呼びに行く時間。

「取り敢えず…昨日の残りと簡単に出来るもので…」

毎日殆ど会話はないけど、しっかり食べて行くから朝食を抜きにする訳にはいかない。

それに、 昨日の今日だ…

ちゃんと話し合いをするためにも、やるべき事はしておかないとと思って髪に寝癖を付けたまま慌ててキッチンに行くと…

テーブルに新聞を広げて、不機嫌そうに座っている旦那は……

「あれ…居ない?」

まだ寝てるのかな?

結婚してから、寝坊だけはしない人なんだけど…

「あなたぁ〜!もう起きてる〜?」

シーン…

妙に静かだ。

コンコン…

今度はノックをしてみるが…

シーン…

何の返答もない。

「あなた…?」

ドックン…

ドックン…

ドッ…クン…

妙な胸騒ぎがした…。

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