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ラブカルチャースクール 2
第33章 Lesson 柳瀬様
バッタン…
「有難うございました」
ラブカルビルの前でタクシーを降りる。
道も空いてて割りと早く到着したが、もう受付に上がっても大丈夫だろうか?
エレベーター前でボタンを押すのに躊躇していると…
チーン!
エレベーターが降りてきた。
ドッキン!
もしかして…
また誰かと遭遇しちゃう?
姉さんかな?
ワタリだったらどうしよう!!
ドアが開く一瞬の間に、頭の中で講師陣がグルグルと駆け巡る。
グィィィン…
ドアが開いた瞬間…
ドゥックン!
「あ…」
心臓が鷲掴みにあった様に、グッと縮みこみ…
初めてラブカルに来た日の記憶が蘇った。
「迎えに来たよ…琴海…」
目の前に現れた講師は、優しく微笑む…
「セイジ…」
なんで居るの?
会いたかったよ!!
昨日の今日なのに!?
一気に言いたい言葉が衝き上がってきて、喉の奥で詰まってしまう。
目を見開いて唖然としている私の様子に、セイジは
「ヤナセに琴海が下に着いてるから、降りて迎えに行ってこいって言われたんだ。今日はレッスンなの?」
相変わらず甘いマスクに優しい笑顔…
いつもだったら、それだけでキュン!と、なるが…
今の私には、複雑だった。
「ううん…ヤナセに相談があったの…」
「相談…」
「う…ん…」
小さく頷くと
「そっか…じゃぁヤナセの元にお届けだね!」
ポンッ!と、頭に手を乗せて、脚を屈ませ笑顔で顔を覗き込んできた。
「有難うございました」
ラブカルビルの前でタクシーを降りる。
道も空いてて割りと早く到着したが、もう受付に上がっても大丈夫だろうか?
エレベーター前でボタンを押すのに躊躇していると…
チーン!
エレベーターが降りてきた。
ドッキン!
もしかして…
また誰かと遭遇しちゃう?
姉さんかな?
ワタリだったらどうしよう!!
ドアが開く一瞬の間に、頭の中で講師陣がグルグルと駆け巡る。
グィィィン…
ドアが開いた瞬間…
ドゥックン!
「あ…」
心臓が鷲掴みにあった様に、グッと縮みこみ…
初めてラブカルに来た日の記憶が蘇った。
「迎えに来たよ…琴海…」
目の前に現れた講師は、優しく微笑む…
「セイジ…」
なんで居るの?
会いたかったよ!!
昨日の今日なのに!?
一気に言いたい言葉が衝き上がってきて、喉の奥で詰まってしまう。
目を見開いて唖然としている私の様子に、セイジは
「ヤナセに琴海が下に着いてるから、降りて迎えに行ってこいって言われたんだ。今日はレッスンなの?」
相変わらず甘いマスクに優しい笑顔…
いつもだったら、それだけでキュン!と、なるが…
今の私には、複雑だった。
「ううん…ヤナセに相談があったの…」
「相談…」
「う…ん…」
小さく頷くと
「そっか…じゃぁヤナセの元にお届けだね!」
ポンッ!と、頭に手を乗せて、脚を屈ませ笑顔で顔を覗き込んできた。