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ラブカルチャースクール 2
第33章 Lesson 柳瀬様
ヤナセはセイジに顔を向け
「セイジ…琴海様の前で…そんな焦るな…」
意味深に微笑みかけると、セイジは一瞬目を見開き
「あ…あぁ…ごめん…」
肩にのせた手から力が抜けていく。
セイジが落ち着いて話しが聞ける状態を確認したヤナセは、私の方に向き直り
「琴海様…失礼ですが…今時点のご自身のご預金はいくら程になりますか?」
ヤナセのマンションのから、今度はかなりシビアな話しに変わった。
「私の…預金残高ですか…」
「はい…」
う…まさかそんな事まで聞かれるとは思わなかった…。
裸になるくらい、ちょっと羞恥心を感じてしまう。
「100万…ちょっとです…」
結婚してから手を付けて居なかった預金は、ラブカルのスタンダードとマスターコースにかなり注ぎ込んでしまっていた。
特にスタンダードの時は、セイジの『独占コース』選んだから、金額は倍増しだったし…
辛うじて残っている残金だった。
「そうですか…少なくはないですが…これからお独りで暮らされる場合…金銭面的に色んな事がかなり負担になるかと思われます…」
「は…い…」
旦那と暮らしていた最大のメリットは
『金銭面』でかなり助けられていた事。
「新しいお住まいの場所によっては…お引越しや家賃にも…それなりの金額が必要かと…」
「は…ぃ…」
出来たらスクールやバイト先に近い処を探したいけど…
そうなると1Kでも家賃が、かなり高いのだ。
「セイジ…琴海様の前で…そんな焦るな…」
意味深に微笑みかけると、セイジは一瞬目を見開き
「あ…あぁ…ごめん…」
肩にのせた手から力が抜けていく。
セイジが落ち着いて話しが聞ける状態を確認したヤナセは、私の方に向き直り
「琴海様…失礼ですが…今時点のご自身のご預金はいくら程になりますか?」
ヤナセのマンションのから、今度はかなりシビアな話しに変わった。
「私の…預金残高ですか…」
「はい…」
う…まさかそんな事まで聞かれるとは思わなかった…。
裸になるくらい、ちょっと羞恥心を感じてしまう。
「100万…ちょっとです…」
結婚してから手を付けて居なかった預金は、ラブカルのスタンダードとマスターコースにかなり注ぎ込んでしまっていた。
特にスタンダードの時は、セイジの『独占コース』選んだから、金額は倍増しだったし…
辛うじて残っている残金だった。
「そうですか…少なくはないですが…これからお独りで暮らされる場合…金銭面的に色んな事がかなり負担になるかと思われます…」
「は…い…」
旦那と暮らしていた最大のメリットは
『金銭面』でかなり助けられていた事。
「新しいお住まいの場所によっては…お引越しや家賃にも…それなりの金額が必要かと…」
「は…ぃ…」
出来たらスクールやバイト先に近い処を探したいけど…
そうなると1Kでも家賃が、かなり高いのだ。