この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ラブカルチャースクール 2
第33章 Lesson 柳瀬様
私はテーブルに手を伸ばし
「琴海様…?」
ガバッ!
ヤナセの声に弾かれたように鍵を握り、身を乗り出して二人に向かってはっきり告げる。
「ヤナセさん!マンションに住まわせて下さい!」
これが今の私の意思だ。
不安が無いって言ったら嘘になる。
今まで以上に、男性講師と抱き合う事も…
セイジのレッスンを見送る事も…
考えるだけで胸がザワつくし、
『掟』改定だって、まだ確定していない。
でも…
この夢は…どうしても諦めたくなかった。
ヤナセだってスクールでの立場がありながら、ここまで手を尽くしてくれている…
それは、少なからず私を信頼してくれてだ。
私なんかでヤナセの期待に応えられるなら…
誰かの役に立てるなら…
可能性が1%でもある限り、頑張りたい。
「琴海様…」
「琴海…」
二人の超イケメンは、一瞬目を見開いて息を飲む。
私の決意を受け止めるかのように、ヤナセが小さく頷いた。
「畏まりました…琴海様の気持ち…確と受け止めさせて頂きます…」
ドックン…
私はヤナセを信じる…
ヤナセが私を信じてくれているように…
「はい…」
気が引き締まってくると共に、身体中に緊張感も湧いてくると
「では…明日…引越し致しましょう…」
………はい?
「琴海様…?」
ガバッ!
ヤナセの声に弾かれたように鍵を握り、身を乗り出して二人に向かってはっきり告げる。
「ヤナセさん!マンションに住まわせて下さい!」
これが今の私の意思だ。
不安が無いって言ったら嘘になる。
今まで以上に、男性講師と抱き合う事も…
セイジのレッスンを見送る事も…
考えるだけで胸がザワつくし、
『掟』改定だって、まだ確定していない。
でも…
この夢は…どうしても諦めたくなかった。
ヤナセだってスクールでの立場がありながら、ここまで手を尽くしてくれている…
それは、少なからず私を信頼してくれてだ。
私なんかでヤナセの期待に応えられるなら…
誰かの役に立てるなら…
可能性が1%でもある限り、頑張りたい。
「琴海様…」
「琴海…」
二人の超イケメンは、一瞬目を見開いて息を飲む。
私の決意を受け止めるかのように、ヤナセが小さく頷いた。
「畏まりました…琴海様の気持ち…確と受け止めさせて頂きます…」
ドックン…
私はヤナセを信じる…
ヤナセが私を信じてくれているように…
「はい…」
気が引き締まってくると共に、身体中に緊張感も湧いてくると
「では…明日…引越し致しましょう…」
………はい?