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ラブカルチャースクール 2
第34章 Lesson お引越し

マンションを出ると引越しトラックの後ろに…
ヤナセの外車が停められていた。
「え…ヤナセ?」
「琴海、お疲れ様!」
な、訳ない!
運転席のドアの前に私服のセイジが立っていた。
「セイジ…待たせてゴメンね」
「ううん!大丈夫だよ。丁度の時間に着くように誘導されてたから。出発するみたいだから、琴海乗って!」
「う、うん!」
引越しのスタッフさんが、こちらの様子を伺っていた。
私たちが車に乗り込むとトラックのエンジン音が鳴って、ゆっくりと進み出す。
「じゃぁ…行くよ」
「うん…」
トラックの後に付いて行く様に、セイジが運転するヤナセ号も出発をした。
今ここから…
いよいよラブカル講師への道に真っ直ぐ向かっていく。
チラッとセイジを見ると、整った横顔が真剣に正面を見据えてカッコ良い。
ドッキン…ドッキン…
トキメキと希望で胸が高鳴って来る。
この瞬間をセイジと一緒に迎えられるなんて…
不謹慎だけど…
凄く…幸せ…。
だけど…一つ引っ掛かる事が…
「セイジ…あのね」
「んっ!どうしたの?」
聞いていいかな…
「なんで…ヤナセの車なの?」
セイジは一瞬だけ私の方に顔を向けて小さく微笑み、また直ぐに視線をトラックの進む方に戻した。
ヤナセの外車が停められていた。
「え…ヤナセ?」
「琴海、お疲れ様!」
な、訳ない!
運転席のドアの前に私服のセイジが立っていた。
「セイジ…待たせてゴメンね」
「ううん!大丈夫だよ。丁度の時間に着くように誘導されてたから。出発するみたいだから、琴海乗って!」
「う、うん!」
引越しのスタッフさんが、こちらの様子を伺っていた。
私たちが車に乗り込むとトラックのエンジン音が鳴って、ゆっくりと進み出す。
「じゃぁ…行くよ」
「うん…」
トラックの後に付いて行く様に、セイジが運転するヤナセ号も出発をした。
今ここから…
いよいよラブカル講師への道に真っ直ぐ向かっていく。
チラッとセイジを見ると、整った横顔が真剣に正面を見据えてカッコ良い。
ドッキン…ドッキン…
トキメキと希望で胸が高鳴って来る。
この瞬間をセイジと一緒に迎えられるなんて…
不謹慎だけど…
凄く…幸せ…。
だけど…一つ引っ掛かる事が…
「セイジ…あのね」
「んっ!どうしたの?」
聞いていいかな…
「なんで…ヤナセの車なの?」
セイジは一瞬だけ私の方に顔を向けて小さく微笑み、また直ぐに視線をトラックの進む方に戻した。

