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ラブカルチャースクール 2
第34章 Lesson お引越し
何かさっきからヤナセの話しばかりになっていた。
こんな狭い空間に二人っきり…
ちょっと手伸ばすだけで、セイジに触れられる。
運転の邪魔になるから触らないけど…
それに…
「琴海、どうしたの?」
急に車内をキョロキョロと見回す私に、セイジが不思議そうに聞いてきた。
「あ…ううん!外車って珍しいから〜!」
「ははっ!確かにね〜」
ドキドキドキドキ…
まさか…
ヤナセがどっかで聞いていそうな気がして…
何か仕込まれてないか、ついつい探してしまったなんて
…言えやしないです。
念のため他愛ない話しをしつつ、車が走る事1時間。
「もう直ぐ着きそうだ…」
都心から少し離れたその地域は大きいマンションが立ち並び、交通の便も良さげな場所だった。
前を走っていたトラックが、ウィンカーを出して広い敷地の中に侵入していく。
「あっ!琴海、ここだよ!」
「ここ…」
いよいよ…
ヤナセ様のお住まいになっていた、高級分譲マンションに到着だ!
敷地内に設けられている管理室みたいな所から出てきた、警備マンの服装をした男性が、トラックと車を誘導してくれた。
「ここに…住むの…」
走る車の中から敷地内を眺めると、まるで宮殿の庭みたいに敷き詰められた花の真ん中で、噴水がキラキラと水飛沫を作っていた。
こんな狭い空間に二人っきり…
ちょっと手伸ばすだけで、セイジに触れられる。
運転の邪魔になるから触らないけど…
それに…
「琴海、どうしたの?」
急に車内をキョロキョロと見回す私に、セイジが不思議そうに聞いてきた。
「あ…ううん!外車って珍しいから〜!」
「ははっ!確かにね〜」
ドキドキドキドキ…
まさか…
ヤナセがどっかで聞いていそうな気がして…
何か仕込まれてないか、ついつい探してしまったなんて
…言えやしないです。
念のため他愛ない話しをしつつ、車が走る事1時間。
「もう直ぐ着きそうだ…」
都心から少し離れたその地域は大きいマンションが立ち並び、交通の便も良さげな場所だった。
前を走っていたトラックが、ウィンカーを出して広い敷地の中に侵入していく。
「あっ!琴海、ここだよ!」
「ここ…」
いよいよ…
ヤナセ様のお住まいになっていた、高級分譲マンションに到着だ!
敷地内に設けられている管理室みたいな所から出てきた、警備マンの服装をした男性が、トラックと車を誘導してくれた。
「ここに…住むの…」
走る車の中から敷地内を眺めると、まるで宮殿の庭みたいに敷き詰められた花の真ん中で、噴水がキラキラと水飛沫を作っていた。