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ラブカルチャースクール 2
第6章 M Lesson 2回目
なんとか立ち上がり急いで仕度をして、最後に簡単に化粧直しをしていると…

ゴンゴン!!

ドアを叩かれてしまった。

「おいっ!まだか!」

「ひぃ…すみません!もう出ます!」

わぁ〜ん!
誰のモノのせいだと思ってるのよ〜!
不可抗力なのにぃ〜!

と、言ってもワタリには通用しないだろうけど…。

カチャ…
ドアを開けると、スーツ姿に戻ったワタリが不機嫌そうに立っていた。

「たく…やっと来たか…座れ」

「すみません…」

おずおずとソファーに座ると…

コポコポコポ…

ティーポットにお湯を注ぐ音がした。

ワタリは4分用の砂時計で時間を計りながら、袖を少し捲り腕時計も確認している。

あ…もしかして…淹れてくれてるのは…

砂が落ちるのを二人で黙ってジッと見詰めている…

サラサラと落ち切って…砂の流れが止まった。


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