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ラブカルチャースクール 2
第34章 Lesson お引越し
「す?」
社交ダンスの体勢のままセイジは視線を合わせて、言葉の続きを待ち受ける。
ドッキンッ!!
ひゃっ!やばい!!
私ってば、今なにを口走りろうとしてたの!!
誤魔化さないと!
「す…すぅぅぅ…」
見つめ合って二人でポージングを決めたまま固まっていると…
ブルルルルル!
セイジの胸元から、バイブの音が響いた。
ドキッ!
驚いたけどナイスタイミングで…
「電話?」
「うん!ちょっと待っててね」
セイジは急いで私を直立に立たせて、胸元からスマホを取り出す。
「あれ?ヤナセからだ…」
ドッキ〜ン!
心臓にバネが付いたみたいに、脈打った。
このタイミングで、ヤナセ様ですって!
「もしもし〜セイジです。ヤナセまた、どうしたの?」
臆する事もなくセイジはヤナセと通話を始めたが、私は思わず手足を広げてキョロキョロと部屋中を見回した。
居る…絶対居るって!
ヤナセの生き霊!!
思わず両手を合わせようとした時…
「琴海〜!ヤナセが代わってって!」
眩いほどニッコリとセイジは微笑んで、スマホを私に向けてきた。
社交ダンスの体勢のままセイジは視線を合わせて、言葉の続きを待ち受ける。
ドッキンッ!!
ひゃっ!やばい!!
私ってば、今なにを口走りろうとしてたの!!
誤魔化さないと!
「す…すぅぅぅ…」
見つめ合って二人でポージングを決めたまま固まっていると…
ブルルルルル!
セイジの胸元から、バイブの音が響いた。
ドキッ!
驚いたけどナイスタイミングで…
「電話?」
「うん!ちょっと待っててね」
セイジは急いで私を直立に立たせて、胸元からスマホを取り出す。
「あれ?ヤナセからだ…」
ドッキ〜ン!
心臓にバネが付いたみたいに、脈打った。
このタイミングで、ヤナセ様ですって!
「もしもし〜セイジです。ヤナセまた、どうしたの?」
臆する事もなくセイジはヤナセと通話を始めたが、私は思わず手足を広げてキョロキョロと部屋中を見回した。
居る…絶対居るって!
ヤナセの生き霊!!
思わず両手を合わせようとした時…
「琴海〜!ヤナセが代わってって!」
眩いほどニッコリとセイジは微笑んで、スマホを私に向けてきた。