この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ラブカルチャースクール 2
第34章 Lesson お引越し
気恥ずかしそうにして電話をしている私の様子にセイジは、少し首を傾げている。

いやぁん!
早く用件を済ませて貰おう!

「ヤナセさんこそ、お忙しい中いつも何かと色々たくさん!有難うございます!!」

そうだ!
ヤナセも忙しいんだし、私にばっか手間掛けさせたら申し訳ない!

それに話せば話すほど、素っ裸にされていく気分だし!

「今セイジに変わりますので!」

急いでセイジにスマホを返そうとしたら…

『琴海様…何かご不便な点とか…使い勝手が分からない事がありましたら…ご遠慮なくいつでもご連絡下さい…』

「あ…」

スマホからは…
普段と変わりなく気を使ってくれる優しい声が聞こえてきた。

トックン…

本当に24時間…
ヤナセが守ってくれてるみたい…。

ヤナセのマンションとなったら、セキュリティは更に強化された様なものだ。

「有難う…ございます…何かあったらご連絡します…」

ヤナセは単純に、新しい住まいの心配をしてくれただけなのに…
変に気が急いてしまっていたのは…

後ろめたさからだろうか…。

チラッとセイジを見ると、用意されていたヤカンでお湯を沸かし始めている。

『クス…一応後ほど少し様子を伺いに参りますので…』

「はい…有難うございます…」

どこか心ここに在らず状態だった私は…
最後のヤナセの言葉を…

深く気に止めていなかった。

/2183ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ