この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ラブカルチャースクール 2
第34章 Lesson お引越し
セイジの笑顔に見惚れて、ポケ〜としていると

「琴海、お茶は俺が淹れるから座ってなよ」

セイジは食器棚から臆する事なく、ティーセットを次々と取り出していく。

はぁ〜やっぱりラブカル講師は、こんな高級食器とか普段から使い慣れているんだろうな…
あっ!でも、ナツは使ってなさそうだ。
むしろ、高級なのに気付かないで使いそうだけど…。

スクールならともかく、今まで家では家事一切自分がやってきた。

ただ座ってボケ〜としているのも悪い気がしてしまい

「あっ!そうだ!スコーンがあるから一緒に食べよう〜!」

一昨日作った物だから、まだイケるだろう。

大量に作って貰ったのに、食べきれないでいたから丁度良かった。

セイジはティーポットに茶葉を入れながら、跳ねるようにスコーンを出しに行く私の背中に問いかけ

「スコーン?琴海のバイト先の?」

「うん!ホズミ姉さんが大量に作ったのをくれたんだけど、食べきれなくて…」

旦那と話すきっかけを作ってくれた、姉さんのスコーン…

その成果か、今はこうやってセイジと食べれるのも不思議な感じだけど。

「そう言えば昨日スクールで、みんなスコーン食べてたけど、ホズミが作ったのかな」

「ぷっ!うんうん!それそれ〜!ホズミが罰ゲームみたいなの受け、一人で大量に本校の講師分のスコーンを作らされたんだよ〜!」

状況を知っているだけに、スクール内部の話しをセイジと話せる事が凄く嬉しくて、つい饒舌になってしまう。

「ははは!ホズミ、罰ゲームなんてさせられたんだ〜!また四天王の中で何かしでかしたのかな〜琴海は知ってるの?」

ポットにお湯を注ぎながら、屈託なく笑ってセイジは聞いてきたけど…

ギックゥ〜!

しまった…
ついつい調子に乗り過ぎた…

まさかその『お仕置き』の元のレッスンが私だったとは、言えやしなかった…。

/2183ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ