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ラブカルチャースクール 2
第34章 Lesson お引越し
お洒落なテーブルの上には、温めたスコーンとセイジが淹れてくれた紅茶。
「引越しお疲れ様…琴海」
「有難う!セイジ!」
新しい門出をセイジと過ごせるなんて…
なんて幸せなんだろう。
これから進む未来の先も、こんな風になれたらいいな…。
旦那と離婚した翌日に、不謹慎かもしれないけど…
不道徳でも、それが私の心の中身なのだ。
綺麗事で言い訳しちゃいけない…
色んなものを犠牲にした分、自分の決意を貫いて生きて行こう。
同じ思いしている女性の助けになれる様に…。
スコーンを選ぶセイジを見詰めながら、心の中で再度強く誓う。
セイジが最初に取ったスコーンは、ハート型だった。
うん!
やっぱりね!
「これハート型なんだね〜ホズミらしいね!」
「うん!乙女心をくすぐるよね〜!」
自分も同じくハート型を取る。
「乙女心って…食べてたの皆、野郎だったけどね」
「あはっ!そうだね〜」
セイジは目の高さまでスコーンを持ち上げ、ジッと眺め始める。
「セイジ、どうしたの?」
「う〜ん…どこから食べよっかなぁ〜って、たい焼きもさぁ〜どこから食べるか人それぞれだよね」
「うん、そうだね〜私は尻尾かな!セイジは?」
「俺は…背びれかな…」
「背びれ!?」
「変?」
「ふふふ…ううん〜ちょっと意外かも〜!」
「えぇっ!そうなの!?」
セイジは眉根を寄せて、真剣にスコーンを眺める。
そんな姿が新鮮だし、妙に可愛くって笑が止まらなくなってしまった。
端からしたら下らない会話かもしれないけど、それが自然と出来てしまうのが、凄く幸せだと感じてしまうのだった。
「引越しお疲れ様…琴海」
「有難う!セイジ!」
新しい門出をセイジと過ごせるなんて…
なんて幸せなんだろう。
これから進む未来の先も、こんな風になれたらいいな…。
旦那と離婚した翌日に、不謹慎かもしれないけど…
不道徳でも、それが私の心の中身なのだ。
綺麗事で言い訳しちゃいけない…
色んなものを犠牲にした分、自分の決意を貫いて生きて行こう。
同じ思いしている女性の助けになれる様に…。
スコーンを選ぶセイジを見詰めながら、心の中で再度強く誓う。
セイジが最初に取ったスコーンは、ハート型だった。
うん!
やっぱりね!
「これハート型なんだね〜ホズミらしいね!」
「うん!乙女心をくすぐるよね〜!」
自分も同じくハート型を取る。
「乙女心って…食べてたの皆、野郎だったけどね」
「あはっ!そうだね〜」
セイジは目の高さまでスコーンを持ち上げ、ジッと眺め始める。
「セイジ、どうしたの?」
「う〜ん…どこから食べよっかなぁ〜って、たい焼きもさぁ〜どこから食べるか人それぞれだよね」
「うん、そうだね〜私は尻尾かな!セイジは?」
「俺は…背びれかな…」
「背びれ!?」
「変?」
「ふふふ…ううん〜ちょっと意外かも〜!」
「えぇっ!そうなの!?」
セイジは眉根を寄せて、真剣にスコーンを眺める。
そんな姿が新鮮だし、妙に可愛くって笑が止まらなくなってしまった。
端からしたら下らない会話かもしれないけど、それが自然と出来てしまうのが、凄く幸せだと感じてしまうのだった。