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ラブカルチャースクール 2
第6章 M Lesson 2回目
トボトボと俯き加減で、ラウンジに戻ると

「琴海様…お疲れ様でした… 」

ヤナセが待ち構えた様に、近寄って来てくれた。

「ヤナセ…さん…」

ヤナセの声を聞いたらホッとしてしまい、泣けてきそうになりグッと堪える。

顔を覗き込みながら心配そうに

「歩けますか?」

手を差し伸べてくれた。

ヤナセがここまでするなんて珍しい…

「ふふ…有難うございます…大丈夫ですよ…」

そう思って歩き出すと…

カックン!!

膝の力が抜けて、後ろに仰け反りそうになった。

「琴海様っ!」

咄嗟に伸ばされたヤナセの腕に支えられて 、踏み止まる。

「す…みません…」

「クス…マスターの…特別講師のレッスン後では良くある事なので…お気になさらずに…」

ヤナセは、至近距離で麗しく微笑んだ。


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