この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ラブカルチャースクール 2
第34章 Lesson お引越し
ヤナセは手に持っていた手提げをテーブルに置いて、スーツのジャケットを脱ぎ始める。
「他にも使い方が解り難いかと思いますし…」
「で、でも…」
いやいやヤナセ様!
いくらなんでも、そういう問題じゃないかと…
それに掟違反には、ならないのだろうか?
てかタブー越えの前に、普通にあり得ないでしょ!
……今更だけど…。
私の心配を他所にヤナセはネクタイピンを外し、片手に掴んだネクタイをひょいっと肩に掛ける。
滅多に見ないヤナセの姿に、うっかり目を奪われかけたが…
いややややぁ〜!
背中流す気満々だよぉ〜!
こうなると絶対
『お背中流しの刑』は執行されてしまう。
シャツの袖のボタンもスムーズに外し、腕捲りをしていくと、無駄毛のない陶器の様な腕が露になる。
ほぉ〜美しい……
あれ?
また見惚れ掛けていたが…
「ヤナセさんは脱がないんですか?」
背中を流されたい訳じゃないけど、シャツの袖は濡れないために捲っているんだと気付く。
ヤナセは右腕の袖を捲りながら頭を傾け、綺麗な口元に妖しげな笑みを浮かべ
「クス…脱いでも…宜しいんですか…?」
ネクタイの結びに指を掛けた。
「他にも使い方が解り難いかと思いますし…」
「で、でも…」
いやいやヤナセ様!
いくらなんでも、そういう問題じゃないかと…
それに掟違反には、ならないのだろうか?
てかタブー越えの前に、普通にあり得ないでしょ!
……今更だけど…。
私の心配を他所にヤナセはネクタイピンを外し、片手に掴んだネクタイをひょいっと肩に掛ける。
滅多に見ないヤナセの姿に、うっかり目を奪われかけたが…
いややややぁ〜!
背中流す気満々だよぉ〜!
こうなると絶対
『お背中流しの刑』は執行されてしまう。
シャツの袖のボタンもスムーズに外し、腕捲りをしていくと、無駄毛のない陶器の様な腕が露になる。
ほぉ〜美しい……
あれ?
また見惚れ掛けていたが…
「ヤナセさんは脱がないんですか?」
背中を流されたい訳じゃないけど、シャツの袖は濡れないために捲っているんだと気付く。
ヤナセは右腕の袖を捲りながら頭を傾け、綺麗な口元に妖しげな笑みを浮かべ
「クス…脱いでも…宜しいんですか…?」
ネクタイの結びに指を掛けた。