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ラブカルチャースクール 2
第34章 Lesson お引越し
今更だけど一応胸元と下腹部に手を添えて、タオルが落ちない様にしながら、バス椅子に腰掛けた。

座った正面には、ピカピカに磨かれた大きな鏡が貼ってあって、はっきり映し出されている自分の姿が妙に恥ずかしい。

鏡から視線を逸らす様に、俯き掛けると

「琴海様…今から髪を濡らしますので…仰向けにさせて頂きます…」

「へっ!仰向け!?」

このまま滝みたいにザザァァァ〜!と、頭上から掛けるんじゃないの?

困惑している間に、ヤナセはまるで美容室のシャンプー台みたいに私の背中を後ろに倒し始める。

「きゃぁ〜!わっ!」

そんなぁ〜!
この体勢で仰向けに耐えられるほど、腹筋も背筋もないよ〜!

きっとこんなのワタリだったらなんて事ないだろうけど…
あ…ヤナセがワタリの頭を洗うかは謎だけど…。

プチパニックで、要らん事まで頭に浮かんでしまう。

あぁきっと…これも女性講師への鍛錬だと思おう…

グッと腹筋に力を入れようとした瞬間…

背中が何かに支えられていた。

「あ…れ?」

「クス…私の膝の上で失礼致します…」

仰向けになった顔に、ヤナセは微笑んで覗き込んできた。

「ヤナセさん…の膝……」

ようやく自分の状態が理解出来た。

背中にヤナセの足の感触が明らかに感じる。

「えぇぇぇぇっ!ヤナセさん!そんな事したらスーツがぁ〜!」

スーツがビショビショになるのを心配したけど、そんなの言われなくても解っているヤナセは…

「では…髪にお湯を掛けますので…」

冷静な表情を変える事なく、私の顔にお湯が掛からない様に、髪を洗い始めたのだった。

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