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ラブカルチャースクール 2
第34章 Lesson お引越し
その乳白色の液体をヤナセはスポンジできめ細かな泡へとみるみる膨らませていく。
「わぁ〜凄〜い!上手ですね〜!」
手のひらにこんもりと載った泡が芸術品の様に見事で、感嘆してしまう。
流石、マジシャンヤナセ!
「元々泡が立ち易く…保湿性にも優れてるんですよ…ではお背中を洗います…」
「あっ!はい…お願いします!」
いよいよ…背中が洗われる。
ドッドッドッドッドッ!
逸る心音が、まるでドラムロールに聞こえてきた。
正面を向いて唇を結び、鏡越しにヤナセの動きを凝視する。
ヤナセは山盛りの泡を両手に分けて、背中に向かって…
パッフンッ!
ケーキのスポンジに生クリームを塗るみたいに優しく擦り付けて、手のひらで直に洗い始めた。
「えっ!?ヤナセさん、スポンジとか使わないんですか?」
「はい…お肌にはこの方が刺激が少なく済みますので…」
「はぁ…そうですか…」
前に聞いた事がある様な…
確かにスポンジやタオルと違ってザラザラした感触はなく、肌の上を滑っていく感覚が、ちょっと気持ち良い。
でも…
背中とヤナセの手のひらの間には、泡しかないんだと思うと、いつ直接撫でられてもおかしくなくて…
緊張感が高まってきた。
「わぁ〜凄〜い!上手ですね〜!」
手のひらにこんもりと載った泡が芸術品の様に見事で、感嘆してしまう。
流石、マジシャンヤナセ!
「元々泡が立ち易く…保湿性にも優れてるんですよ…ではお背中を洗います…」
「あっ!はい…お願いします!」
いよいよ…背中が洗われる。
ドッドッドッドッドッ!
逸る心音が、まるでドラムロールに聞こえてきた。
正面を向いて唇を結び、鏡越しにヤナセの動きを凝視する。
ヤナセは山盛りの泡を両手に分けて、背中に向かって…
パッフンッ!
ケーキのスポンジに生クリームを塗るみたいに優しく擦り付けて、手のひらで直に洗い始めた。
「えっ!?ヤナセさん、スポンジとか使わないんですか?」
「はい…お肌にはこの方が刺激が少なく済みますので…」
「はぁ…そうですか…」
前に聞いた事がある様な…
確かにスポンジやタオルと違ってザラザラした感触はなく、肌の上を滑っていく感覚が、ちょっと気持ち良い。
でも…
背中とヤナセの手のひらの間には、泡しかないんだと思うと、いつ直接撫でられてもおかしくなくて…
緊張感が高まってきた。