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ラブカルチャースクール 2
第34章 Lesson お引越し
「あ…あの…」
何かあったのかな?
不思議そうにヤナセを見ると、悲しそうに見えた表情は一瞬だけで、普段の優しい微笑みに戻っていて
「琴海様…食べましょうか…」
ヤナセも向かい合わせで、席に着く。
「はい…凄く美味しそうですね!」
まぁ…私がヤナセの考えを読むなんて、出来る訳もなく…
そこを勘ぐっても仕方ない。
せめて今出来ることは、ヤナセの好意に感謝して、明るく振る舞おう。
ヤナセがラブカルレストランで用意してきてくれたのは洋食のお弁当で、おかずも色んな種類が入っていて見た目にも凄く綺麗だった。
「勝手に選んでしまいましたが…以前フライを美味しそうに食べてらしたので…今日は特製カニクリームコロッケを作って貰いました…」
「特製ですか…」
なんかもうそれだけで、口の中に唾液が溢れてくる。
同じお弁当が二つ用意されているから、ヤナセも一緒に食べるようだ。
「じゃぁ私、お茶を淹れますね!緑茶にしますか?」
せめてお茶くらい淹れないと申し訳ないと思ったのと、成り行きとはいえヤナセのマンションで背中まで洗って貰い、今度は二人で向き合ってお弁当を食べる…
このシチュエーションが何とも照れ臭くて、気分を紛らわしたかった。
何かあったのかな?
不思議そうにヤナセを見ると、悲しそうに見えた表情は一瞬だけで、普段の優しい微笑みに戻っていて
「琴海様…食べましょうか…」
ヤナセも向かい合わせで、席に着く。
「はい…凄く美味しそうですね!」
まぁ…私がヤナセの考えを読むなんて、出来る訳もなく…
そこを勘ぐっても仕方ない。
せめて今出来ることは、ヤナセの好意に感謝して、明るく振る舞おう。
ヤナセがラブカルレストランで用意してきてくれたのは洋食のお弁当で、おかずも色んな種類が入っていて見た目にも凄く綺麗だった。
「勝手に選んでしまいましたが…以前フライを美味しそうに食べてらしたので…今日は特製カニクリームコロッケを作って貰いました…」
「特製ですか…」
なんかもうそれだけで、口の中に唾液が溢れてくる。
同じお弁当が二つ用意されているから、ヤナセも一緒に食べるようだ。
「じゃぁ私、お茶を淹れますね!緑茶にしますか?」
せめてお茶くらい淹れないと申し訳ないと思ったのと、成り行きとはいえヤナセのマンションで背中まで洗って貰い、今度は二人で向き合ってお弁当を食べる…
このシチュエーションが何とも照れ臭くて、気分を紛らわしたかった。