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ラブカルチャースクール 2
第34章 Lesson お引越し
バックン!バックン!

余りのシチュエーションに、心拍数も急上昇!

「では…上の歯から参ります…」

「ふにゃぁ〜」

ヤナセはバイオリンの弓の如く、優美に歯ブラシを動かし始めた。

シャコ…シャコ…シュッシュ…

あぁ…
ヤナセの手に掛かると、ブラッシングの音も、高級感を感じるなぁ〜。

仰向けで口を開いたまま、ボンヤリとヤナセの顔を眺め、半分現実逃避気味になっている。

歯磨きまでして貰う事になるなんて…
マスターコースにきた時は想像もしてなかったな…
普通にしないよね…ふふふ…。

「琴海様…もう少し開いて頂いても…宜しいですか…」

「ひぃはふぅ…」

いつもの癖か…
脳みそが働いていないのか…

うっかり脚を開いてしまいそうになった。

「クス…琴海様…今日はお口です…」

ヤナセが一応フォローしてくれたけど…
『今日は』って…

今度はどこを開かされてしまうんだろうか?

「奥の方…失礼致します…」

「んっ…はぁ…ひぃ…」

歯医者もそうだけど…
結構口の中を見られるのって恥ずかしい。

虫歯…大丈夫かな?

そう考えると、これも立派な
『羞恥プレイ』な気がしてきた。

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