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ラブカルチャースクール 2
第34章 Lesson お引越し
更に開けっ放しの口の中は、唾液が溜まってきた。
「うっ…ふぐぅ…」
「あぁ…唾液ですね…もう直ぐ終わりますので…少しお待ちを…」
そう言いながら顎を抑えているヤナセの手の小指が、喉元を軽く掠める。
ゾクゾクゾクゥ〜!
「んんっ!ふぅ〜ん!」
くすぐったくて、唾液を吹き出しそうだ。
も、もう〜勘弁して下さぁ〜い!
吹く!
吹いちゃう〜!
「グフッ!」
吹いたらヤナセの顔面を唾液塗れにしてしまう。
咄嗟に両手で口を塞ごうとしたら…
「では…お口を濯ぎましょう…」
「ふぐぅぅぅ〜!」
先にヤナセの手で、口元を覆われてしまった。
口を塞がれたまま洗面所にゆっくりと、連行されていく。
洗面台に到着して、ようやく口が解放されると
「はい琴海様…グチュグチュ……ペッ…して…下さい…」
要は口を濯げって事なのに、妙な言い回しと、アクセントが色っぽくて…
もう〜限界!
「ゴフッ!ブッ!!」
唾液と歯磨き粉の泡が、一気に吹き出てしまった。
「琴海様…大丈夫ですか?」
ヤナセは慌てる様子もなく、さも当たり前の様に側に掛けてあったタオルで口元を拭いてくれようとする。
「だ、大丈夫でっす!もう一人で大丈夫です!」
歯磨きの先にこれ以上何かあると思うと、恐ろしい!
全身全霊で、訴えると
「そうですか…では私はそろそろ失礼致しますね…」
いつもの優しい笑顔で思いのほかあっさりと、撤退宣言をしたのだった。
「うっ…ふぐぅ…」
「あぁ…唾液ですね…もう直ぐ終わりますので…少しお待ちを…」
そう言いながら顎を抑えているヤナセの手の小指が、喉元を軽く掠める。
ゾクゾクゾクゥ〜!
「んんっ!ふぅ〜ん!」
くすぐったくて、唾液を吹き出しそうだ。
も、もう〜勘弁して下さぁ〜い!
吹く!
吹いちゃう〜!
「グフッ!」
吹いたらヤナセの顔面を唾液塗れにしてしまう。
咄嗟に両手で口を塞ごうとしたら…
「では…お口を濯ぎましょう…」
「ふぐぅぅぅ〜!」
先にヤナセの手で、口元を覆われてしまった。
口を塞がれたまま洗面所にゆっくりと、連行されていく。
洗面台に到着して、ようやく口が解放されると
「はい琴海様…グチュグチュ……ペッ…して…下さい…」
要は口を濯げって事なのに、妙な言い回しと、アクセントが色っぽくて…
もう〜限界!
「ゴフッ!ブッ!!」
唾液と歯磨き粉の泡が、一気に吹き出てしまった。
「琴海様…大丈夫ですか?」
ヤナセは慌てる様子もなく、さも当たり前の様に側に掛けてあったタオルで口元を拭いてくれようとする。
「だ、大丈夫でっす!もう一人で大丈夫です!」
歯磨きの先にこれ以上何かあると思うと、恐ろしい!
全身全霊で、訴えると
「そうですか…では私はそろそろ失礼致しますね…」
いつもの優しい笑顔で思いのほかあっさりと、撤退宣言をしたのだった。