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ラブカルチャースクール 2
第35章 M Lesson 12回目
ドキドキする…。

今日から本格的に講師を目指して受けるレッスンだと思うと、緊張感が高まってきた。

誰が来ても毅然としていよう……

でも…ワタリだと、まだ怖いかな…。

少し気分を落ち着かせ様と、ソファーから立ち上がり

「はぁ〜ふぅ〜ひぃぃぃ〜ふぅぅぅ〜!」

腕を高く上げたり、脇腹を伸ばしたりして、軽くストレッチしながら深呼吸を繰り返していると…

カツ…カツ…カツ…

一定間隔で、落ち着いた足音が聞こえて来た。

むむむむぅ〜?
この足音は、誰かな・

さっきまで誰が来てもと思っていたのに、身構えてしまうのは変わってなかった。

カツン…

ドアの前で、足音が止まり…

ガチャ…

ドアが静かに開かれる。

「あ…」

ちょっと様子外の人物…

「こんにちは…琴海さん。今日は宜しく頼むね…」

落ち着いた大人の雰囲気に、優しい空気を纏わせている。

「はい!宜しくお願いします!マサキさん!」

今日の担当講師は…
ダンディズム、マサキだった。

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