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ラブカルチャースクール 2
第35章 M Lesson 12回目
「あ…いえ…なんでもないです…ぅ…」

悲鳴を上げた原因は言える訳もなく、しどろもどろで誤魔化してしまった。

マサキは一呼吸おき、見透かすようにジッと見詰めてくる。

「……琴海さん…」

ドキッ!

やっぱり何か突っ込まれる!?
かと思ったが…

「体位なんだけど…順番的に『本駒駆け』『獅子舞』『茶臼のばし』の流れにしようかと思っているんだけど…いいかな?」

真剣な声で、体位について相談された。

「は、はいっ!はい!マサキさんにお任せします!」

無駄に話しが脱線しない様に、マサキの提案に二つ返事で返す。

「了解!じゃぁ…先ずは『本駒駆け』からだね…準備するから琴海さん横になってくれるかな?」

「横にですか?でも、この体位…男性の腰に跨ぐ感じですよね」

男性に背を向けて上に乗って、足に前屈みになるだけなんだけど…

「うん…でもいきなり挿入は出来ないから…挿れ易いようにしないとね」

「あ……すみません…お願いします…」

そっか…
マサキは得意の愛撫で、お股を潤わせてくれようとしていたんだ。

いそいそと四つん這いでベットの上を這っていき、大人しくチョコンと正座するとマサキもベットに片膝を掛け

ギシ…

ベットが少し沈む。

「琴海さん…ちょっとそのまま待っていて」

マサキは後ろから、大きく脚を広げて正座している私を囲う様に座った。

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