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ラブカルチャースクール 2
第35章 M Lesson 12回目
ホワイトホールから抜け出したのは、どれくらい経っただろうか…

まだ身体が浮遊感に襲われていて…

「琴海…さんま…琴海さんま…」

幻聴が聞こえた。

あれ?
今日はサンマが安かったっけ?

「サンマ…塩焼きで…」

ヤナセのマンションの周りのスーパーはお高め設定だから、また安い所で買い溜めしないとな…

「とく…ばい……びぃ…」

「特に…大丈夫なのかな?」

「クス…いや…多分違うと思う…」

ん?
このクスクスと…
語尾がちょっと色っぽい声は…

「ヤナへ…?」

「はい…琴海様…体調はいかがですか…?」

「さま……体調………?」

瞼を開くと…
目の前には、サラサラの薄茶の前髪から光るヘーゼル…

そして、少し形の綺麗な唇の口角を上げて微笑む麗しの…

「ヤナセ…さん……うわぁぁぁぁ〜!」

一気に脳が覚醒した。

「琴海様!」
「琴海さん!」

ストッパーが取れたバネの様に起き上がろうとしたら、素早くヤナセの腕が伸びて肩を支え、落ちそうなローブも胸元でキープしてくれた。

「琴海様…まだ少し貧血気味ですので…いきなり起き上がると…目眩を起こしてしまいます…」

「琴海さん…一応ヤナセに診てもらった方がいいかと思ったから」

「は…ひぃ…」

ヤナセの低いセクシーな声と、マサキのバリトンボイスが両耳から響いて、それだけでまた昇天しそうだ。

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