この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ラブカルチャースクール 2
第35章 M Lesson 12回目
それから私は…
宙をフワフワ浮遊していた。

あぁ…人って羽がなくても飛べるんだぁ〜!

地面から並行に1メートルくらいをゆっくり飛び続ける。

下にはお花が咲いていて、御伽の国みたいでのどかだ。

身体もポカポカして、妙に安心感が湧いてくる。

もうしばらく飛んでいたいなぁ〜。

「うふふふぅ…むにゃ…」

自然と笑が込み上がると

「琴海さん…大丈夫かい?」

心地良いバリトンの音色まで流れて……

この声…マサキ?

途端、飛行が止まり一気に地面に落ちていき…

バッフ〜ン!

お花畑に埋もれると、花弁がヒラヒラと舞い散って…

「マサキ…さぁ…ん…?」

「琴海さん…起きたね」

開いた瞼の隙間から、ダンディズムマサキの優しく微笑む瞳が覗き込んできた。

「あれ…ここは…」

「ヤナセの触診の後、琴海さん気を失ってたんだよ。痙攣とか呼吸停止とかはなかったから…疲れてたんだろうって、ヤナセの判断で気付くまで寝かせておいてくれって」

マサキの説明は耳触りが良い子守唄みたいで、また眠ってしまいそうだ。

更にずっと様子を見ててくれたのか、マサキはチェアーから『抱き枕』になっていて、私は腕と脚を絡めてしまっていたようだ。

だから…
ポカポカ、フワフワ小春日和だったのか…。

寝ぼけた頭で状況は少し把握出来た。

/2183ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ