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ラブカルチャースクール 2
第35章 M Lesson 12回目
「す、すみません!無意識に抱き付いてました!」
ゴロリンと回転して、慌ててマサキから離れると
「琴海さん!大丈夫だから…余り頭に振動を与えないようにして!」
マサキも慌てて身体を起こして、腕をストッパーにして転がる私を引き止める。
「すみません…大丈夫…です…」
囲われたマサキの腕に引っ掛かり、おずおず見上げると、すっかり乱れた髪を垂らしながら、いつもの優しい視線で見つめられ、ダンディズムフェロモンが降り注がれた。
「ははは…本当に琴海さんは、目が離せない小型犬みたいだね」
屈託なく微笑むダンディマサキに
『キャン!キャン!』
思わず吠えてじゃれたくなる。
ふぅ〜と一息付いて、マサキは私を檻から解放し、前髪を掻き上げ
「琴海さん…着替えるの手伝おうか?」
そう言って、心配そうに見つめてくる姿は、まるで映画のワンシーンみたいに様になっていた。
ドッキン!
色んな意味で跳ねた胸元を押さえて
「いえいえ!お気持ちだけで大丈夫です!有難うございます!」
丁寧に断りを入れる。
前はワタリに『遅い!』って理由で手伝って貰ったな…
ヤナセなら、有無を言わさず『強制お着替え』だろう…
マサキも優しいから、手伝ってくれるかもしれないけど、着替えは出来れば一人でしたい…
恐る恐るマサキを見上げると
「そう?じゃぁ…服だけここに持って来るね」
マサキは柔らかく微笑んで、スマートに小部屋に向かっていった。
ゴロリンと回転して、慌ててマサキから離れると
「琴海さん!大丈夫だから…余り頭に振動を与えないようにして!」
マサキも慌てて身体を起こして、腕をストッパーにして転がる私を引き止める。
「すみません…大丈夫…です…」
囲われたマサキの腕に引っ掛かり、おずおず見上げると、すっかり乱れた髪を垂らしながら、いつもの優しい視線で見つめられ、ダンディズムフェロモンが降り注がれた。
「ははは…本当に琴海さんは、目が離せない小型犬みたいだね」
屈託なく微笑むダンディマサキに
『キャン!キャン!』
思わず吠えてじゃれたくなる。
ふぅ〜と一息付いて、マサキは私を檻から解放し、前髪を掻き上げ
「琴海さん…着替えるの手伝おうか?」
そう言って、心配そうに見つめてくる姿は、まるで映画のワンシーンみたいに様になっていた。
ドッキン!
色んな意味で跳ねた胸元を押さえて
「いえいえ!お気持ちだけで大丈夫です!有難うございます!」
丁寧に断りを入れる。
前はワタリに『遅い!』って理由で手伝って貰ったな…
ヤナセなら、有無を言わさず『強制お着替え』だろう…
マサキも優しいから、手伝ってくれるかもしれないけど、着替えは出来れば一人でしたい…
恐る恐るマサキを見上げると
「そう?じゃぁ…服だけここに持って来るね」
マサキは柔らかく微笑んで、スマートに小部屋に向かっていった。