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ラブカルチャースクール 2
第35章 M Lesson 12回目
カチャ…
なるべく待たせない様に早く着替え終わって控え室に戻ると、ソファーに座っていたマサキがスマートに立ち上がる。
「琴海さん…お茶飲むかい?」
ティーポットを持ち上げて、柔らかい微笑を向けて聞いてきた。
「はい!頂きます!」
「うん…座ってて」
マサキは他の講師同様、手早く紅茶を淹れてくれる。
3分程度経ってカップに注がれた紅茶からは甘い香りが漂ってきて、少し疲れた身体を労ってくれるみたいだ。
「ストロベリーローズティーだよ…丁度目に付いたから、勝手に選んじゃったけど…良かったかな?」
「はい…凄く良い香りで落ち着きます」
紅色の液体を口に含むと、上品なローズの香りと、甘酸っぱいストロベリーが酸味がフワッと広がって、さっきのお花畑を彷彿させた。
「ふふふ…」
ついつい思い出し笑いを浮かべてしまう。
そんな私の横でマサキは、もう報告が終わったであろうタブレットをしまって
「琴海さん…疲れたよね?ヤナセがタクシー手配してくれてるから、遠慮なくそれで帰ってね」
「はい…有難うございます」
あぁ…結局今日タクシーだよ…。
「あの…タクシーで帰る人って…結構いますかね?」
毎回の様にラブカルタクシーに乗っているから、気になって聞いてみると
「さぁ…受付じゃないから詳しくはないけど…俺のレッスンでは琴海さんだけかな?」
なんとなく察したのか、マサキは苦笑いしながら、そう答えてくれた。
なるべく待たせない様に早く着替え終わって控え室に戻ると、ソファーに座っていたマサキがスマートに立ち上がる。
「琴海さん…お茶飲むかい?」
ティーポットを持ち上げて、柔らかい微笑を向けて聞いてきた。
「はい!頂きます!」
「うん…座ってて」
マサキは他の講師同様、手早く紅茶を淹れてくれる。
3分程度経ってカップに注がれた紅茶からは甘い香りが漂ってきて、少し疲れた身体を労ってくれるみたいだ。
「ストロベリーローズティーだよ…丁度目に付いたから、勝手に選んじゃったけど…良かったかな?」
「はい…凄く良い香りで落ち着きます」
紅色の液体を口に含むと、上品なローズの香りと、甘酸っぱいストロベリーが酸味がフワッと広がって、さっきのお花畑を彷彿させた。
「ふふふ…」
ついつい思い出し笑いを浮かべてしまう。
そんな私の横でマサキは、もう報告が終わったであろうタブレットをしまって
「琴海さん…疲れたよね?ヤナセがタクシー手配してくれてるから、遠慮なくそれで帰ってね」
「はい…有難うございます」
あぁ…結局今日タクシーだよ…。
「あの…タクシーで帰る人って…結構いますかね?」
毎回の様にラブカルタクシーに乗っているから、気になって聞いてみると
「さぁ…受付じゃないから詳しくはないけど…俺のレッスンでは琴海さんだけかな?」
なんとなく察したのか、マサキは苦笑いしながら、そう答えてくれた。