この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ラブカルチャースクール 2
第35章 M Lesson 12回目
カチャ…

なるべく待たせない様に早く着替え終わって控え室に戻ると、ソファーに座っていたマサキがスマートに立ち上がる。

「琴海さん…お茶飲むかい?」

ティーポットを持ち上げて、柔らかい微笑を向けて聞いてきた。

「はい!頂きます!」

「うん…座ってて」

マサキは他の講師同様、手早く紅茶を淹れてくれる。

3分程度経ってカップに注がれた紅茶からは甘い香りが漂ってきて、少し疲れた身体を労ってくれるみたいだ。

「ストロベリーローズティーだよ…丁度目に付いたから、勝手に選んじゃったけど…良かったかな?」

「はい…凄く良い香りで落ち着きます」

紅色の液体を口に含むと、上品なローズの香りと、甘酸っぱいストロベリーが酸味がフワッと広がって、さっきのお花畑を彷彿させた。

「ふふふ…」

ついつい思い出し笑いを浮かべてしまう。

そんな私の横でマサキは、もう報告が終わったであろうタブレットをしまって

「琴海さん…疲れたよね?ヤナセがタクシー手配してくれてるから、遠慮なくそれで帰ってね」

「はい…有難うございます」

あぁ…結局今日タクシーだよ…。

「あの…タクシーで帰る人って…結構いますかね?」

毎回の様にラブカルタクシーに乗っているから、気になって聞いてみると

「さぁ…受付じゃないから詳しくはないけど…俺のレッスンでは琴海さんだけかな?」

なんとなく察したのか、マサキは苦笑いしながら、そう答えてくれた。

/2183ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ