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ラブカルチャースクール 2
第36章 Lesson サンマ
ドックン!
これはただならぬ雰囲気…。
明らかにヤナセと関係があるんだと確信する。
「どうしよう…」
ここで出て行って説明するのも難しい。
でもこのままホッとくと、涼雅さんの声に他の住人がなんか言って、結局ヤナセに迷惑を掛けてしまうかも…。
「ヤ…ヤナセ…に連絡…」
携帯を取りに行こうとしたが、連絡したらヤナセの事だから、飛んでくるだろう。
それも『ヤナセ財閥』に関わる事なら絶対だ。
なんかそれも嫌な気がして、悩んでいると…
ガチャ!ガッチャン!
鍵が勝手に開けられてしまった!
「お〜い!フランソワ居るかぁ〜!」
ドタドタと涼雅さんが入ってくる足音が響く。
なんで!なんでぇ〜涼雅さんが、ここの部屋の鍵を持ってるの!!
「電気が点いてるんだから居るんだろ!あぁっ?何か魚臭いな?」
ドッキ〜ン!
やっぱり秋刀魚の臭い、漂ってるんだ!
事の状況に頭がややパニクっている私は、無意味にクンカクンカ秋刀魚の臭いを確認してしまった。
「なっ…あれ…君…」
チワワが臭いを嗅いでいる間に、涼雅さんはリビングに到着してしまい…
「あ…こんばん…はぁ…」
お互い目が合って、動作が一時停止した。
これはただならぬ雰囲気…。
明らかにヤナセと関係があるんだと確信する。
「どうしよう…」
ここで出て行って説明するのも難しい。
でもこのままホッとくと、涼雅さんの声に他の住人がなんか言って、結局ヤナセに迷惑を掛けてしまうかも…。
「ヤ…ヤナセ…に連絡…」
携帯を取りに行こうとしたが、連絡したらヤナセの事だから、飛んでくるだろう。
それも『ヤナセ財閥』に関わる事なら絶対だ。
なんかそれも嫌な気がして、悩んでいると…
ガチャ!ガッチャン!
鍵が勝手に開けられてしまった!
「お〜い!フランソワ居るかぁ〜!」
ドタドタと涼雅さんが入ってくる足音が響く。
なんで!なんでぇ〜涼雅さんが、ここの部屋の鍵を持ってるの!!
「電気が点いてるんだから居るんだろ!あぁっ?何か魚臭いな?」
ドッキ〜ン!
やっぱり秋刀魚の臭い、漂ってるんだ!
事の状況に頭がややパニクっている私は、無意味にクンカクンカ秋刀魚の臭いを確認してしまった。
「なっ…あれ…君…」
チワワが臭いを嗅いでいる間に、涼雅さんはリビングに到着してしまい…
「あ…こんばん…はぁ…」
お互い目が合って、動作が一時停止した。