この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ラブカルチャースクール 2
第36章 Lesson サンマ
呆然と立ち尽くしている私に、美人さんは髪を靡かせながら顔を寄せてきた。

「あなた…悠様と…どんな関係ですの?」

「え…関係?」

鼻がくっ付きそうなくらい間近に寄ってきた顔は…
やっぱりヤナセに似ている気がする。

この人こそ…ヤナセとどんな関係なんだろう?

もしかして…『許嫁』!?

良く分からないけど、ヤナセの名誉を傷付けてはいけないと思って

「か、患者です!!」

なけなしの知恵を振り絞ってみた。

下手に『生徒』と言うより、医師免許を持っているヤナセには、これが無難な気が…

「患者?患者がなんで、この部屋に住んでいるの?」

うぅっ!
流石ヤナセ一族!
やっぱり簡単には引かない。

「リハビリです!…最近夫と色々ありまして…それで先生が気に掛けて下さって…」

ちょっと事実も絡めてみたが、我ながら苦しい言い訳だった。

もうこれ以上突っ込まないでぇ〜!

「リハビリ…」

美人さんは目を細めて怪訝そうに、ジッと睨んでくる。

「は…はい…」

ヤナセ似なだけに、睨みにも威力を感じた。

状況が悪いだけに何も出来ず、プルプル震えてしまう。

/2183ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ