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ラブカルチャースクール 2
第37章 M Lesson 13回目

カチャ…
鞄の金具が外れ、中身から取り出された物は…
一通の封筒。
「ヤナセさん?」
ヤナセは、その封筒を差し向け
「先日お調べしました…触診の結果のデータと…参考にして頂けたらと…アドバイスを書かせて頂いてます…」
「あっ!あれ、ただ触っただけじゃないんですね!」
ヤナセの触診でイカされたまま寝ちゃって、帰りは秋刀魚で頭がいっぱいだったから、触診の趣旨を忘れていた。
『触っただけ』扱いをされてしまったヤナセは、目を見開いて固まる。
しまったぁ〜!
うっかり…いつもの『羞恥プレイ』の癖で…。
「触診…でしたよね…はは…あはぁ〜」
頬を引き攣らせて、指先を揃えて封筒を受け取った。
ヤナセは一瞬口端を上げたが、直ぐに次の用件に切り替えてきて、今度は病院から貰うような薬袋を取り出し
「あと…鉄剤を…叔父のメディカルから貰ってきましたので…念のためお渡し致しますね…」
「叔父さんのメディカルから貰ってきて下さったんですか?」
「はい…スクールに常備している物は…応急処置的な物ですし…差し上げられても1週間分程度ですので…」
そう言ってヤナセは頭を傾け、ストレートの薄茶の髪を揺らして美しく微笑んだ。
鞄の金具が外れ、中身から取り出された物は…
一通の封筒。
「ヤナセさん?」
ヤナセは、その封筒を差し向け
「先日お調べしました…触診の結果のデータと…参考にして頂けたらと…アドバイスを書かせて頂いてます…」
「あっ!あれ、ただ触っただけじゃないんですね!」
ヤナセの触診でイカされたまま寝ちゃって、帰りは秋刀魚で頭がいっぱいだったから、触診の趣旨を忘れていた。
『触っただけ』扱いをされてしまったヤナセは、目を見開いて固まる。
しまったぁ〜!
うっかり…いつもの『羞恥プレイ』の癖で…。
「触診…でしたよね…はは…あはぁ〜」
頬を引き攣らせて、指先を揃えて封筒を受け取った。
ヤナセは一瞬口端を上げたが、直ぐに次の用件に切り替えてきて、今度は病院から貰うような薬袋を取り出し
「あと…鉄剤を…叔父のメディカルから貰ってきましたので…念のためお渡し致しますね…」
「叔父さんのメディカルから貰ってきて下さったんですか?」
「はい…スクールに常備している物は…応急処置的な物ですし…差し上げられても1週間分程度ですので…」
そう言ってヤナセは頭を傾け、ストレートの薄茶の髪を揺らして美しく微笑んだ。

