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ラブカルチャースクール 2
第37章 M Lesson 13回目
「すみません…有難うございます」

抱えている生徒さんは私だけじゃないのに…
ん?若しかして、他の生徒さんの分もあるかもしれない!

それにしても、他にも業務が山積みの中、わざわざ身内のメディカルに行くのは…

ヤナセの事情を思うと、やはり申し訳なく思えた。

「クス…他にも用件がありましたから…お気になさらないで…本日のレッスンに集中して下さい…」

心中を読んだかの様に、ヤナセはいつもの優しい笑顔でニコッと微笑む。

キュ〜ン!

ヤナセに恋していなくても、この笑顔は生物学上『雌』ならば、本能的にトキメイてしまうではないか!

「はいっ!今日も張り切って参ります!」

背筋をビシッと伸ばして、答えると

「クス…元気が宜しくて…でもご無理は禁物ですよ…琴海様…」

「あっ!はいぃ〜」

いけない、いけない!
そこは気をつけないと…。

注意されたチワワみたい肩を窄めて、小さくなる。

「今回もご無理はされましたら…また…………『触診』させて頂きます…」

「ひっ…ん…」

悲鳴を上げそうになって、慌てて口元を抑える。

それは今度こそ…
『触診』と言う名の『羞恥プレイ』じゃないです!!

両手で口を塞いでプルプルしている私を意味深に微笑むヤナセの顔は、異様なほど妖艶に見えて…

更に、震えが襲ってきた。

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