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ラブカルチャースクール 2
第37章 M Lesson 13回目
別にセイジと特訓したくて、講師を目指す訳じゃないけど…

「特別講師が…女性講師で練習しないのは『ルール』なんですか?」

気にならないって言ったら…

嘘になる。

突っ込んだ質問に、ワタリは細い目を更に細め

「余り先入観を与えるのもどうかと思う
が…まぁいいか」

もう素っ裸なのが当たり前かの如く、ワタリは自分のローブを仰向けの私の上に投げて、ベッドに引き締まったお尻を乗せてきた。

なんだかちょっと、和みモード?

こんな風にワタリと話せるとは、最初の頃を振り返ると不思議な感じだ。

「チビ…質問の意図は?」

ドッキン!

イーグルワタリ…
質問もストレートで容赦ない。

「意図と言いますか…あっ!起きますね!」

天下の四天王と話すのに、寝っ転がったままなのも失礼だと思ったから、肘を付いて上体を起こそうとすると

「無理しなくていい」

ワタリが大きな手で軽くおでこの上を押さえ付けてきて

「ひゃん!」

パッフン!

いとも容易く、頭は再び枕に埋もれた。

気遣ってくれる割には手荒いなぁ〜!

「でも…顔が遠くて話し難いです」

ちょっと困った顔を見せたら

「なら、近ければ良いんだろ」

単純にそう思ったらしいワタリは、肘を立てた手で頭を支えて、私の顔を覗き込める様に横並びに寝っ転がった。

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