この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ラブカルチャースクール 2
第37章 M Lesson 13回目
目頭が熱くなってきた私の顔をジッと見詰めながらワタリは、今度はお腹をポンポンと摩ってきた。

まるで、子どもをあやすみたいだ。

「ノルマではないが…条件はあった」

「条件…」

ドックン!

若しかして?

「ワタリさん…それって…『掟改正』ですか?」

「…そうだ」

ワタリから発せられた3文字が耳の奥を衝いた瞬間、眺めていた天井が歪み出す。

ワタリの前では泣きたくないから、咄嗟に交差した腕を顔に乗せる。

何か言いたくても、少しでも喉を震わすと満潮の海は、防波堤を決壊させてしまいそうだ。

落ち着かせてくれようとしてか…

ワタリは淡々と語り出した。

「条件と言っても、どちらも後付けだ。
女性講師が必要とする時に、ヤナセの元でそれが整い出して、ヤナセが提案した『掟改正』に上の奴らが便乗したまでだ」

私とヤナセの気持ちを汲んでくれたのだろう…

『利用してきたのは上の人間だ』

ワタリの言葉が、そんな風に聞こえてしまうのは…

都合の良い解釈だろうか?

/2183ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ