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ラブカルチャースクール 2
第37章 M Lesson 13回目
「えっ?指で!ワタ……あぁ…」

ワタリの唇と舌が、脈を取るかの様に頚動脈の上をゆっくり伝っていく。

「あっ!ひゃぁ…ん…」

くすぐったい感覚が、すぐさまゾクゾクとした甘い痺れに変わって、下腹部の奥を疼かせる。

大きな手のひらは、柔らかい膨らみを余すことなく包み込み、パン生地みたいに捏ね始めた。

指の関節に挟まれた赤い突起は、形を歪められる白いスポンジの間で揺らされて、徐々に硬さを増していく。

「あんっ…はぁ…あぁぁ…」

ワタリの指が…唇が…

肌の上を這う度に、身体中が沸騰しそうだ。

元々医者のワタリだ、私の体温の加減で感じ具合も把握しているだろう。

『逝かせる』目的を淡々と遂行していくクセに、身体は異様に熱くさせる。

「んっ…あ…」

鎖骨を越えた唇は、手のひらで解した乳房の頂きを軽く咥え

チュ…クチュ…

ゼリーを吸い込むみたいに、小さく含んだ。

少し吸われただけでも、食い付くされそうな感覚が過る。

「あっ!やぁぁぁ!」

首を仰け反らせると顎を突き上がり、咄嗟にしがみ付こうとしたワタリの背中は広すぎて溺れそうだ。

他の講師と然程変わらない行為なのに…

過剰に反応してしまうのは、あの大きな肉塊の味を覚えてしまったからだろうか。

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