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ラブカルチャースクール 2
第37章 M Lesson 13回目
デタァァァァァァ〜!

親切という名の『羞恥プレイ』!

「だ、大丈夫です!全然歩けますので!」

「ですが…ワタリがあんな形でも…琴海様を持ち運んだのは理由があるのかと…」

そうなんですけど〜!
ヤナセの抱っこより、ワタリのワンコ持ちの方がまだマシな気がしてきた。

「でもっ重いですし!ヤナセさんもお疲れでしょうし!」

無駄な足掻きだとしても、半泣きになりながら訴えてみる。

「クス…琴海様は軽いですし…私も一応…男ですから…」

ゾクゾクゾクゾクゥ〜!

耳元で壮絶に色っぽく囁かれて、全身が一瞬にして総毛立った。

チ〜ン…
ノックアウト。

親の胸の中で寝落ちした子どもみたいに、ガックリと力尽きる。

「しっかりと…掴まっていて下さい…」

「ひゃい…」

ワタリに続き、ヤナセにも手間を取らせてしまった。

余り振動を与えない様に、ヤナセはゆっくりと静かにラウンジに向かってくれるのが分かる。

足取りに合わせて小さく揺れる感覚が、凄く心地良い。

腕を首に回し開いた脚をヤナセの腰に絡ませているから、股がぶつかってしまい、鎮火してきた疼きが再熱しそうだ。

なんか…この体勢『駅弁』ぽいな…。

卒業レッスンはヤナセが担当だよね…
どの体位になるんだろう?

ヤナセの香りを満喫しつつ、近付いてきた『卒業』が頭を過っていった。

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