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ラブカルチャースクール 2
第37章 M Lesson 13回目

バイト先でワタリにも同じ事をされた時は、頭突きされると思ったが、ヤナセは流石にそれはしないであろうけど…
先が読めなくて目を見開いて固まってしまう。
常に美しい彫刻の様な顔が、至近距離に迫る。
本当…綺麗だなぁ。
「琴海様…そのままで…」
「はい?」
見開いた目の下瞼に親指が添えられて
ビヨ〜ン!
引っ張り下ろされた。
「あぅっ」
これはいつもの貧血検査だった。
頭を固定されたまま、しばらくヤナセにガン見されるが、その真剣ながらも綺麗な顔に魂が吸い取られそうな気分だ。
助けてぇ〜!
白目を剥きそうになった途端
「ふぅ…貧血は大丈夫そうですね…ん?琴海様…起きてますか…?」
「はぁ…いぃ、なんとかぁ〜」
「半分…白目になっておりますが…」
それは貴方が美し過ぎるから!
とは…面と向かって言えません。
「えぇ…呪文が解ければ…なんとか…」
「呪文…?」
ヤナセは私の陳腐な回答に、不思議そうに首を傾げる。
いやいや、真剣に悩まないで下さい!
この手を離して下されば解決する事をヤナセは気付かないフリでもしてるんじゃないかと、全てが『羞恥プレイ』に思えてくる。
でも…
チワワも成長しているんです!
ヤナセの『呪縛』を解く、手っ取り早い方法を思いだしたのだ。
先が読めなくて目を見開いて固まってしまう。
常に美しい彫刻の様な顔が、至近距離に迫る。
本当…綺麗だなぁ。
「琴海様…そのままで…」
「はい?」
見開いた目の下瞼に親指が添えられて
ビヨ〜ン!
引っ張り下ろされた。
「あぅっ」
これはいつもの貧血検査だった。
頭を固定されたまま、しばらくヤナセにガン見されるが、その真剣ながらも綺麗な顔に魂が吸い取られそうな気分だ。
助けてぇ〜!
白目を剥きそうになった途端
「ふぅ…貧血は大丈夫そうですね…ん?琴海様…起きてますか…?」
「はぁ…いぃ、なんとかぁ〜」
「半分…白目になっておりますが…」
それは貴方が美し過ぎるから!
とは…面と向かって言えません。
「えぇ…呪文が解ければ…なんとか…」
「呪文…?」
ヤナセは私の陳腐な回答に、不思議そうに首を傾げる。
いやいや、真剣に悩まないで下さい!
この手を離して下されば解決する事をヤナセは気付かないフリでもしてるんじゃないかと、全てが『羞恥プレイ』に思えてくる。
でも…
チワワも成長しているんです!
ヤナセの『呪縛』を解く、手っ取り早い方法を思いだしたのだ。

