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ラブカルチャースクール 2
第37章 M Lesson 13回目

小さく息を吸って…
「ヤナセさん!」
「お茶にしましょうか…」
ヤナセはニッコリ微笑んで、両手を離して流れる様に立ち上がる。
「えっ!?」
お得意の読心術だろうか…
呪縛解除の言葉…
『お茶を飲みたいです!』
必殺技があっさりと見破られてしまった!
敗北にプルプルと震えていると
「琴海様…寒いですか…?」
髪を靡かせ、振り向いたヤナセの口元は、少し笑みが浮かんでいる。
「寒くないです!」
プゥ〜と頬を膨らましそうになるのを堪えたけど、下唇は少し突き出でしまう。
そんな私にヤナセは口元に軽く握った手を当てながら、肩を揺らして給湯室に入っていった。
「もう〜絶対楽しんでる〜」
溜め息を吐きながらソファー背凭れに寄り掛かり、頭を仰向けにして天井を見やる。
「なんでこんなに弄られるんだろ?」
他の生徒にも、同じ様に『羞恥プレイ』しているんだろうか?
私だけなのも微妙だけど、それはそれでなんかちょっと複雑な気分だ。
『悠様!』
おもむろに先日のマンションに押しかけて来た、必死な形相のアユネさんの顔が浮かぶ。
アユネさん…
スクールのヤナセを知ったら…
どうするのかな?
「ヤナセさん!」
「お茶にしましょうか…」
ヤナセはニッコリ微笑んで、両手を離して流れる様に立ち上がる。
「えっ!?」
お得意の読心術だろうか…
呪縛解除の言葉…
『お茶を飲みたいです!』
必殺技があっさりと見破られてしまった!
敗北にプルプルと震えていると
「琴海様…寒いですか…?」
髪を靡かせ、振り向いたヤナセの口元は、少し笑みが浮かんでいる。
「寒くないです!」
プゥ〜と頬を膨らましそうになるのを堪えたけど、下唇は少し突き出でしまう。
そんな私にヤナセは口元に軽く握った手を当てながら、肩を揺らして給湯室に入っていった。
「もう〜絶対楽しんでる〜」
溜め息を吐きながらソファー背凭れに寄り掛かり、頭を仰向けにして天井を見やる。
「なんでこんなに弄られるんだろ?」
他の生徒にも、同じ様に『羞恥プレイ』しているんだろうか?
私だけなのも微妙だけど、それはそれでなんかちょっと複雑な気分だ。
『悠様!』
おもむろに先日のマンションに押しかけて来た、必死な形相のアユネさんの顔が浮かぶ。
アユネさん…
スクールのヤナセを知ったら…
どうするのかな?

