この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ラブカルチャースクール 2
第37章 M Lesson 13回目
小さく息を吸って…

「ヤナセさん!」

「お茶にしましょうか…」

ヤナセはニッコリ微笑んで、両手を離して流れる様に立ち上がる。

「えっ!?」

お得意の読心術だろうか…
呪縛解除の言葉…

『お茶を飲みたいです!』

必殺技があっさりと見破られてしまった!

敗北にプルプルと震えていると

「琴海様…寒いですか…?」

髪を靡かせ、振り向いたヤナセの口元は、少し笑みが浮かんでいる。

「寒くないです!」

プゥ〜と頬を膨らましそうになるのを堪えたけど、下唇は少し突き出でしまう。

そんな私にヤナセは口元に軽く握った手を当てながら、肩を揺らして給湯室に入っていった。

「もう〜絶対楽しんでる〜」

溜め息を吐きながらソファー背凭れに寄り掛かり、頭を仰向けにして天井を見やる。

「なんでこんなに弄られるんだろ?」

他の生徒にも、同じ様に『羞恥プレイ』しているんだろうか?

私だけなのも微妙だけど、それはそれでなんかちょっと複雑な気分だ。

『悠様!』

おもむろに先日のマンションに押しかけて来た、必死な形相のアユネさんの顔が浮かぶ。

アユネさん…
スクールのヤナセを知ったら…

どうするのかな?

/2183ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ