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ラブカルチャースクール 2
第38章 M Lesson 14回目
ヤナセ張りに彫刻みたいな顔に釘付けになっていると、その長身色白講師も私の方をジッと見てきた。
ドッキン!
改めて見ると、少し青み掛かった瞳は日本人離れしている。
やっぱりこの人、外人さんだ!
どうしよ〜!
英語、話せないよ〜!
一人で勝手に焦り出していると、外人さんは視線をロックオンしたまま、長い手を伸ばしてきた。
「なっ!?」
目の前に迫ってきた手に驚いて、過剰反応で飛び跳ねたら
「ボタン、押していい?」
クールな顔立ちに反して、ニカッと屈託なく微笑まれた。
「あ…ボタン…ですか?」
「そうそう!あれ君これからレッスン?」
両手を挙げて壁に背中をへばり付けている私を気にもせず、外人講師は行き先ボタンを軽快にタップした。
「はい、そうです…」
「そっか、頑張ってね!」
目も口元も弓形に細め、微笑む顔は誰もが魅了されそうなほど優しく綺麗で、ヤナセと肩を並べそうだ。
てか…
バリバリ日本語ですね。
そんな私たちを乗せた高速エレベータは一気に上昇していき、先に外人講師が降りる階に到着して
「サリュ〜!」
「さ、左様で!」
頬の横で二本指を軽く動かして去っていく様が妙に絵になっていた。
ドッキン!
改めて見ると、少し青み掛かった瞳は日本人離れしている。
やっぱりこの人、外人さんだ!
どうしよ〜!
英語、話せないよ〜!
一人で勝手に焦り出していると、外人さんは視線をロックオンしたまま、長い手を伸ばしてきた。
「なっ!?」
目の前に迫ってきた手に驚いて、過剰反応で飛び跳ねたら
「ボタン、押していい?」
クールな顔立ちに反して、ニカッと屈託なく微笑まれた。
「あ…ボタン…ですか?」
「そうそう!あれ君これからレッスン?」
両手を挙げて壁に背中をへばり付けている私を気にもせず、外人講師は行き先ボタンを軽快にタップした。
「はい、そうです…」
「そっか、頑張ってね!」
目も口元も弓形に細め、微笑む顔は誰もが魅了されそうなほど優しく綺麗で、ヤナセと肩を並べそうだ。
てか…
バリバリ日本語ですね。
そんな私たちを乗せた高速エレベータは一気に上昇していき、先に外人講師が降りる階に到着して
「サリュ〜!」
「さ、左様で!」
頬の横で二本指を軽く動かして去っていく様が妙に絵になっていた。