この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ラブカルチャースクール 2
第38章 M Lesson 14回目
なんっ!
いくらなんでも九割なんて事ないわよ!
せめて五割だわ!

そう言い返した所で、余り説得力のないだろうけど。

それよりハヤトだ。
前回より落ち着いてはいるけど、まだどこか不安定な気がする。

セイジの名前も出てきたし、まだ気持ちの整理が付かないのかもしれない。

「ハヤトさぁ…まだ、あの事…許せないの?」

「あ〜?」

ハヤトはちょっと突っかかる言い方はしてくるけど、その言葉と態度の裏には、なにか信号を発しているんじゃなかろうか?

「しゃ…借金の事…」

『セイジの元カノの事』とは言えない私も、どこかネックになっている。

そういう意味では、ハヤトとの『共通項』なんだ。

「さぁね〜」

「あっ!やっぱり気にしてる!」

「はぁ〜!?何も言ってねえだろ!」

「言ってなくても、ハヤトいっつも二言目にはセイジ、セイジいうじゃない!ハヤトの方こそ、セイジの事を好きなんじゃないの!」

啖呵を切り終わった瞬間、ハッと我に返る。

しまった…私勢い余って、今凄く不味い事を言ってしまった様な…。

 「あ…」

口を広げて固まっていると、ハヤトも目を見開いて同じく全然動かなかった。

/2183ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ