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ラブカルチャースクール 2
第38章 M Lesson 14回目
どうしよう…
このまま話を続けて良いのかな?
それとも話題切り替えた方が…
悩んで固まってしまった私に、ハヤトは軽く鼻で笑い
「ふんっ!何、泣きそな顔してんの?お涙頂戴話しでもねぇだろ?」
同情されたくはないのだろう、いつもの強気の口調で言ってきたが、意地を張っている様にも見えた。
マスターに移ってから、ハヤトと話す機会も早々なかったし、セイジへの蟠りを解くきっかけになるかもしれないと思って、そのまま流れに乗っていく。
「う、うん…そうだよね。何人兄弟なの?」
「俺を入れて、四人だけど」
「四人!兄弟が多いと楽しそうだよね!」
「別にぃ〜全員野郎だから、騒がしいし、臭いだけだよ」
ハヤトも特に隠す感じでもなく、自然体な様子に、本当に同級生にでも話しているみたいで、私も落ち着いてきた。
「ふふふ〜全員男子で、その一番上のお兄ちゃんだから、面倒見がいいんだね」
「あ〜?誰の面倒も見てねぇけど?」
「だって、ナツの補習とか心配して付き合ってあげてたじゃない」
「違っげぇ〜よ!あのままだったら、ナツが哀れだと思っただけだよ!」
照れ臭いのかムキになって、頬が紅潮しているハヤトが、ちょっと可愛く思えた。
このまま話を続けて良いのかな?
それとも話題切り替えた方が…
悩んで固まってしまった私に、ハヤトは軽く鼻で笑い
「ふんっ!何、泣きそな顔してんの?お涙頂戴話しでもねぇだろ?」
同情されたくはないのだろう、いつもの強気の口調で言ってきたが、意地を張っている様にも見えた。
マスターに移ってから、ハヤトと話す機会も早々なかったし、セイジへの蟠りを解くきっかけになるかもしれないと思って、そのまま流れに乗っていく。
「う、うん…そうだよね。何人兄弟なの?」
「俺を入れて、四人だけど」
「四人!兄弟が多いと楽しそうだよね!」
「別にぃ〜全員野郎だから、騒がしいし、臭いだけだよ」
ハヤトも特に隠す感じでもなく、自然体な様子に、本当に同級生にでも話しているみたいで、私も落ち着いてきた。
「ふふふ〜全員男子で、その一番上のお兄ちゃんだから、面倒見がいいんだね」
「あ〜?誰の面倒も見てねぇけど?」
「だって、ナツの補習とか心配して付き合ってあげてたじゃない」
「違っげぇ〜よ!あのままだったら、ナツが哀れだと思っただけだよ!」
照れ臭いのかムキになって、頬が紅潮しているハヤトが、ちょっと可愛く思えた。