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ラブカルチャースクール 2
第38章 M Lesson 14回目
「あ…」

「何だよ?このまま『だるま返し』からすんぞ」

「うん…分かった…」

学生の頃は、同い年の男の子が凄く子供っぽく思えた。

だから付き合うにも結婚するにも、年上が良いと思ってたし…
私も幼く思われるから、大人な男性にリードして貰う事ばかり考えていた。

でもラブカルに通って、そんな自分ではダメなんだと気付かされて、変わりたかった。

ハヤトも本当は…
もっと早く、色んな柵から解き放たれたかったんじゃないのかな?

今、変わろうとしているお互いが、凄く似た者同士に思えてくると、胸の奥からじんわりと熱いものが込み上がる。

チュプ…ヌチャ…

しっかりと天に向かって猛ったハヤトの肉竿の先端が、これから振るい落とす泉の入り口へ宛てがわれた。

「膝…曲げるんだよね?」

「あっ?あぁ…でも挿入してからで良いよ」

積極的な私にハヤトは少し驚きながらも、珍しく無理のない方法を提示する。

「紐で縛るの?」

「縛らねぇよ。本当は縛った方がSM風で盛り上がるけどな」

「いいの?縛るの好きでしょ」

「……俺をヤナセに説教させる気だろ」

「えっ!違うよ〜そういう体位だと思ったからだよ!」

「お前その天然、講師になる前に直せ」

呆れた風にハヤトは言ってきたけど、口元の笑みはいつもと違って見えた。

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