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ラブカルチャースクール 2
第38章 M Lesson 14回目
「あったぁ〜!もう少し丁寧に扱ってくれても〜」
「ふんっ!琴海だから、良いんだよ!」
そう言って目を細めて見下ろし、鼻であしらわれた。
「少しは優しくなったかと思ったのに…」
シーツに擦った低い鼻を撫でながら呟き、四つん這いになってベッドの真ん中に這っていく。
ハヤトはベッドに腰をかけ、タブレット手に取り
「俺はセイジみたいに誰にでも良い顔しないだけだ」
またしてもセイジの名前を出してきた。
いちいち、事あるごとにセイジに絡めてくるな〜!
絶対セイジの事好きなんでしょ!!
負けないからね!!
「良い顔じゃなくて、本当に優しいんです〜!」
「煩い!黙って寝てろ!」
せっかくセイジの話を広げようとしたのに、強制終了させられた。
でも、休ませてくれようとしているのは、ハヤトなりの気遣いだ。
器用なんだか不器用なんだか…。
本当はハヤトだって優しいんだろうな…
それでいて寂しがり屋なのかもしれない。
傷つきたくなくて、心を防御するために虚勢を張ってる様に思えた。
いつかハヤトが安らげる場所になってあげられる人が現れて欲しいと思ったら…
「因みに五分だけだからな!」
「なっ!五分!?」
やっぱりただのドSかもしれない。
「ふんっ!琴海だから、良いんだよ!」
そう言って目を細めて見下ろし、鼻であしらわれた。
「少しは優しくなったかと思ったのに…」
シーツに擦った低い鼻を撫でながら呟き、四つん這いになってベッドの真ん中に這っていく。
ハヤトはベッドに腰をかけ、タブレット手に取り
「俺はセイジみたいに誰にでも良い顔しないだけだ」
またしてもセイジの名前を出してきた。
いちいち、事あるごとにセイジに絡めてくるな〜!
絶対セイジの事好きなんでしょ!!
負けないからね!!
「良い顔じゃなくて、本当に優しいんです〜!」
「煩い!黙って寝てろ!」
せっかくセイジの話を広げようとしたのに、強制終了させられた。
でも、休ませてくれようとしているのは、ハヤトなりの気遣いだ。
器用なんだか不器用なんだか…。
本当はハヤトだって優しいんだろうな…
それでいて寂しがり屋なのかもしれない。
傷つきたくなくて、心を防御するために虚勢を張ってる様に思えた。
いつかハヤトが安らげる場所になってあげられる人が現れて欲しいと思ったら…
「因みに五分だけだからな!」
「なっ!五分!?」
やっぱりただのドSかもしれない。