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第38章 Ｍ Lesson 14回目

ハヤトは両手を離し、肘で上体を支えるように仰向けに横たわると

「ほら、跨げ！」

まるで犬の調教みたいに言われる。

こういう所はやはりハヤトだな〜と思うけど、一応挿入し易い体勢を取ってくれていたから、ここは素直に跨いでおく。

「お腹に座るわよ」

「はいよ〜」

適当そうに聞こえる返事を確認し、聳え立っているハヤトタワーの手前に一旦お尻を付いた。

「ちょっと掴むね」

「はいよ〜」

腰を浮かせ少し膝立ちをして、タワーを標的に宛てがい易くするために、竿の部分を指で掴む。

レバー操作をしているみたいに前後揺らして微調整をしていく。

「よいしょ…ここら辺？」

自分の口にタワーの丸みがフィットした感触に独り言を呟いたら、ハヤトは何か心配でもしたのか身体を起こしてきた。

「おい…どさくさに紛れて変な方向に曲げんなよな」

「えっ！曲がるかな？」

「あぁ！？曲げるなって言っただろ」

ハヤトは怪訝な面持ちで、睨み付けてくる。

曲げるつもりはないけど、そんなハヤトの様子に、たまにはちょっとからかってみたくなった。

「曲げるなと言われたら、曲げたくなるのが人間心理…」

「おいっ！ふざけんな、琴海！」

振り向いて意味深に笑うと、ハヤトは本気で焦ったのか私の腰を両手で掴み、腹筋で堪えて上体を起こしたまま、一気に中にタワーを突き挿した。