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ラブカルチャースクール 2
第38章 M Lesson 14回目
今日の課題が終わって、一気に安堵感が湧いてくる。
「じゃぁ私、着替えてくるから〜」
後は身支度して帰るだけ〜と、呑気に構えているとハヤトの腕が身体に巻き付いてきて、勢い良く身体を起き上がらせた。
ハヤトは私を抱えた状態で膝立ちをして、倒れこむ様に押し倒してくる。
「きゃぁっ!いきなりなに?」
咄嗟に手を付いて顔からのダイブをなんとか避けられたけど、突然の事に驚いて叫ぶ。
ハヤトの方に顔を向けようとしたが、私の手首を上から押さえ付けた。
「なっ!何っ!?」
「何って…これで終わりな訳ねぇだろ。忘れてる事があるだろ」
「忘れてる…?体位三つやったじゃない…」
目の端に映るハヤトの顔は不敵に笑っていて、この『ガキ大将』の表情に嫌な予感が浮かび上がる。
「その前に言っただろ〜」
「うっ…もしかして…本気?」
「くっくっくっ!約束は守らないとな…『気絶』させるって言っただろ」
「…っ!」
クラ〜リ…
寝っ転がっているのに目眩がしてくる。
いつもより優しいハヤトに油断していたけど、実は最初からこれが狙いだったのかもしれない。
今日のレッスンは協力して出来たと思ったのに…
もし本当に演技だったなら、ちょっと悲しくなった。
「じゃぁ私、着替えてくるから〜」
後は身支度して帰るだけ〜と、呑気に構えているとハヤトの腕が身体に巻き付いてきて、勢い良く身体を起き上がらせた。
ハヤトは私を抱えた状態で膝立ちをして、倒れこむ様に押し倒してくる。
「きゃぁっ!いきなりなに?」
咄嗟に手を付いて顔からのダイブをなんとか避けられたけど、突然の事に驚いて叫ぶ。
ハヤトの方に顔を向けようとしたが、私の手首を上から押さえ付けた。
「なっ!何っ!?」
「何って…これで終わりな訳ねぇだろ。忘れてる事があるだろ」
「忘れてる…?体位三つやったじゃない…」
目の端に映るハヤトの顔は不敵に笑っていて、この『ガキ大将』の表情に嫌な予感が浮かび上がる。
「その前に言っただろ〜」
「うっ…もしかして…本気?」
「くっくっくっ!約束は守らないとな…『気絶』させるって言っただろ」
「…っ!」
クラ〜リ…
寝っ転がっているのに目眩がしてくる。
いつもより優しいハヤトに油断していたけど、実は最初からこれが狙いだったのかもしれない。
今日のレッスンは協力して出来たと思ったのに…
もし本当に演技だったなら、ちょっと悲しくなった。