この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ラブカルチャースクール 2
第38章 M Lesson 14回目
ハヤトが正常位を嫌がる理由が何かあるのだろうか?
聞き間違いかもしれないと、もう一度懇願してみると
「ハヤト…お願い…」
「嫌だってんだろ!早くイケよ!」
今度はムキになって怒鳴ってきた。
イカせるならこんなサンドイッチみたいな体勢より、正常位の方が動き易いから確実な筈だろう。
「はぁ…そんな声出されて…イケないわよ…。なんかあったの?」
ハヤトが感情的になる分、私の方は冷静になってくる。
「キャンキャン!煩いなぁ!」
「だってチワワだもん!」
「はぁぁぁ〜!なんだよそれ!?」
呆れたハヤトは腰を動かすのを止めて、身体を少し浮かせた。
この隙に脱出を試みようと、瀕死の魚みたいに足掻いてみる。
「たくっ。面倒臭ぇ〜!分かったよ。正常位でやってやる!」
「面っ!?」
「あぁ〜?なんだよ!」
なんだよはこっちのセリフよ〜!
と…言いたかったけど、口の中で噛み砕く。
「いえ…お願いしますぅ」
本当に色々と理不尽だなと思ったけど…
なんとなく…
なんとなくだけど、今日のハヤトは自分の殻から抜け出そうと、踠いているように感じた。
聞き間違いかもしれないと、もう一度懇願してみると
「ハヤト…お願い…」
「嫌だってんだろ!早くイケよ!」
今度はムキになって怒鳴ってきた。
イカせるならこんなサンドイッチみたいな体勢より、正常位の方が動き易いから確実な筈だろう。
「はぁ…そんな声出されて…イケないわよ…。なんかあったの?」
ハヤトが感情的になる分、私の方は冷静になってくる。
「キャンキャン!煩いなぁ!」
「だってチワワだもん!」
「はぁぁぁ〜!なんだよそれ!?」
呆れたハヤトは腰を動かすのを止めて、身体を少し浮かせた。
この隙に脱出を試みようと、瀕死の魚みたいに足掻いてみる。
「たくっ。面倒臭ぇ〜!分かったよ。正常位でやってやる!」
「面っ!?」
「あぁ〜?なんだよ!」
なんだよはこっちのセリフよ〜!
と…言いたかったけど、口の中で噛み砕く。
「いえ…お願いしますぅ」
本当に色々と理不尽だなと思ったけど…
なんとなく…
なんとなくだけど、今日のハヤトは自分の殻から抜け出そうと、踠いているように感じた。