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ラブカルチャースクール 2
第38章 M Lesson 14回目
ハヤトは、ハヤトとなりに色んな事から自分や大事なモノを守るために、硬い殻を被ってきたのかもしれない。

女手ひとつで家族を養ってくれている母親のために、長男としてたくさんの事を背負ってきたんだろう。

セイジを必要以上に責めてしまうのも、ハヤトにとっては大事な人たちを守るため…
何より自分の心のバランスを保つための手段だったのかな?

傷付き易い心から故の、自己防衛。

本当は誰よりも痛みを知っているのかも…
いつもギリギリのラインで危ない橋は渡りきらないのは、ナツと違う所。

悶々と考え込んでいる間にハヤトは、一旦挿入を止めてキャッスルを抜き出していた。

「自分で言っておいてボウっとしてんなよ!」

「わっ!ごめん!」

「たくっ!ほらっ!」

「キャン!」

苛々した様子で私を仰向けにひっくり返した。

素早く持ち上げられた脚は、ハヤトの二の腕に引っかかり思いっきり花弁が満開に開く。

「やっ!ちょっと〜」

「今更だろ!」

「そうだけ…ど…あぁっ!」

反論する間もなく大きく開いた花園の門に、特攻隊の肉男が突っ込まれて、一気に奥まで打ち抜かれる。

ズブブブブ…グッチュン!ジュッポ…

「あぁぁぁぁっ!」

またしても絶頂スイッチを押された脳内は、プラズマ現象みたいに火花が散った。


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