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ラブカルチャースクール 2
第38章 M Lesson 14回目
あぁ…
今きっと凄く不安なのは、私よりもハヤトなのかもしれない。
そう思った瞬間、初めてハヤトに会った時から、今日のレッスンまでの色んな出来事が繋がり出し…
結び目が綺麗な一本の糸になっていく様だった。
胸の奥が温かくなり、春先の雪解けの如く穏やかに不安が溶けていく。
震える腕を伸ばし、ハヤトの首に絡める。
「あっ?」
しがみ付こうとしている私を怪訝な顔で見下ろしてきたハヤトを虚ろな視線で見詰めて
「はぁ…泣きたかったら…胸…貸してあげる…」
ちょっと不敵に笑ってみた。
ハヤトは驚いたのか目と口を開いたが、直ぐに呆れたと言わんばかりに目を細める。
「こんな小さな胸、要らね〜よ…」
「たく…ぅ…素直じゃない…な」
「琴海くせに……生意気…」
「ガキ…大将のくせに…生意気…」
「くっそ、黙れっ!」
「ちょっ…あぁぁぁっ!あぁ…ィ…んっく…」
ラストスパートを掛けてきたハヤトの肩に顔を埋めて、腕に力を込めてしがみ付いた。
グッチュッ!パッシュッ!ジュッチュッ!
お互いの体液と肌が弾ける音が、激しく部屋中に響き渡る。
セイジとハヤトの確執がなくなるのは、まだ先の話しかもしれないけど…
きっと…
二人が並んで笑い合える日が来ると、信じられる様な気がしながら…
白く光る先に吸い込まれていった。
今きっと凄く不安なのは、私よりもハヤトなのかもしれない。
そう思った瞬間、初めてハヤトに会った時から、今日のレッスンまでの色んな出来事が繋がり出し…
結び目が綺麗な一本の糸になっていく様だった。
胸の奥が温かくなり、春先の雪解けの如く穏やかに不安が溶けていく。
震える腕を伸ばし、ハヤトの首に絡める。
「あっ?」
しがみ付こうとしている私を怪訝な顔で見下ろしてきたハヤトを虚ろな視線で見詰めて
「はぁ…泣きたかったら…胸…貸してあげる…」
ちょっと不敵に笑ってみた。
ハヤトは驚いたのか目と口を開いたが、直ぐに呆れたと言わんばかりに目を細める。
「こんな小さな胸、要らね〜よ…」
「たく…ぅ…素直じゃない…な」
「琴海くせに……生意気…」
「ガキ…大将のくせに…生意気…」
「くっそ、黙れっ!」
「ちょっ…あぁぁぁっ!あぁ…ィ…んっく…」
ラストスパートを掛けてきたハヤトの肩に顔を埋めて、腕に力を込めてしがみ付いた。
グッチュッ!パッシュッ!ジュッチュッ!
お互いの体液と肌が弾ける音が、激しく部屋中に響き渡る。
セイジとハヤトの確執がなくなるのは、まだ先の話しかもしれないけど…
きっと…
二人が並んで笑い合える日が来ると、信じられる様な気がしながら…
白く光る先に吸い込まれていった。