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ラブカルチャースクール 2
第38章 M Lesson 14回目
「それは失礼しましたぁ〜」
ハヤトは余り反省に聞こえない声でヤナセに謝り、肩を小さく竦めて控え室に行ってしまう。
パタン…
閉められたドアの音は静かだった。
「ヤナセさん…あの私気絶しちゃったんでしょうか?」
実際今日のレッスンは普通の絶頂感だったと思った。
だけどハヤトはブザーを鳴らしたのは何か意味があるのかもしれないと思って聞いてみると
「大丈夫ですよ…琴海様。今日は少しお疲れだった様で…眠っておられただけですから…」
ヤナセは穏やかに微笑んで、ポケットにブザーをしまった。
どういう理由か知らないけど、最終的にブザーを鳴らしてしまった事に胸に不安が過る。
「それじゃあ、ハヤトは怒られたりしませんよね?」
心配そうに見上げる私にヤナセは一瞬目を見開いたが、直ぐにヘーゼルを美しく煌かせて
「はい…今日のレッスンは何事もなかったようですので…後で詳しい報告を聞くだけに致します」
「はぁぁ〜良かった…」
「クス…そんなにハヤトの事を気に掛けて下さるなんて…琴海様はお優しいですね」
「今日のハヤト、凄く頑張ってたんですよ!途中苦しそうにしてましたけど、体位も私がし易い様に考えてくれたんです!」
「そうですか…それは本当に良かったです」
安堵の息を思いっきり吐いた私に、ヤナセは少し嬉しそうに微笑みかける。
その微笑みは何か物語っている様で…
もしかしてヤナセの千里眼は、ここまでお見通しだったのかもしれないと思ってしまったのだった。
ハヤトは余り反省に聞こえない声でヤナセに謝り、肩を小さく竦めて控え室に行ってしまう。
パタン…
閉められたドアの音は静かだった。
「ヤナセさん…あの私気絶しちゃったんでしょうか?」
実際今日のレッスンは普通の絶頂感だったと思った。
だけどハヤトはブザーを鳴らしたのは何か意味があるのかもしれないと思って聞いてみると
「大丈夫ですよ…琴海様。今日は少しお疲れだった様で…眠っておられただけですから…」
ヤナセは穏やかに微笑んで、ポケットにブザーをしまった。
どういう理由か知らないけど、最終的にブザーを鳴らしてしまった事に胸に不安が過る。
「それじゃあ、ハヤトは怒られたりしませんよね?」
心配そうに見上げる私にヤナセは一瞬目を見開いたが、直ぐにヘーゼルを美しく煌かせて
「はい…今日のレッスンは何事もなかったようですので…後で詳しい報告を聞くだけに致します」
「はぁぁ〜良かった…」
「クス…そんなにハヤトの事を気に掛けて下さるなんて…琴海様はお優しいですね」
「今日のハヤト、凄く頑張ってたんですよ!途中苦しそうにしてましたけど、体位も私がし易い様に考えてくれたんです!」
「そうですか…それは本当に良かったです」
安堵の息を思いっきり吐いた私に、ヤナセは少し嬉しそうに微笑みかける。
その微笑みは何か物語っている様で…
もしかしてヤナセの千里眼は、ここまでお見通しだったのかもしれないと思ってしまったのだった。