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ラブカルチャースクール 2
第39章 M Lesson 教養X
チーン!
教養の講習を受ける部屋は前回と同じ教室だった。
覚えた通路を歩き、迷わず教室に辿り着く。
教室のドアノブに手を掛けようとしたが、もしかしたらもう誰か来ているかもしれないと思って一応ノックしてみる。
コンコン…
ノックしてみたが、返事らしきものは聞こえてこない。
「誰もまだ来てなかったかな?」
ドアノブを回してドアを開け様とした時だったーーーー
パッシィィィ〜〜〜ン!!
紙鉄砲みたいな音が突然鳴り響き、ドアが開く。
「ひゃっ!」
「これはこれは。驚かしてしまい、失礼致しました」
目の前に現れたのは、開いた扇子で口元を覆い、眼鏡越しに真っ黒な瞳を光らせる和風男子ーー
「ハナブサさん!」
「はい、琴海さんお久しぶりです。本日は立会いの講師として同席させて頂くことになりました。宜しくお願い致します」
開いた扇子を胸元に当てて、ハナブサは深々と一礼をしたので、私も一緒にお辞儀をする。
「こちらこそ!宜しくお願いします!」
ヤナセが何か憂いていた感じだったけど、ハナブサが立会い講師なら安心だ。
何か起きたとしてもハナブサの必殺技『呪いの扇子』が宙を舞うであろう。
ヤナセの心配も珍しく取り越し苦労で終わる気がした。
教養の講習を受ける部屋は前回と同じ教室だった。
覚えた通路を歩き、迷わず教室に辿り着く。
教室のドアノブに手を掛けようとしたが、もしかしたらもう誰か来ているかもしれないと思って一応ノックしてみる。
コンコン…
ノックしてみたが、返事らしきものは聞こえてこない。
「誰もまだ来てなかったかな?」
ドアノブを回してドアを開け様とした時だったーーーー
パッシィィィ〜〜〜ン!!
紙鉄砲みたいな音が突然鳴り響き、ドアが開く。
「ひゃっ!」
「これはこれは。驚かしてしまい、失礼致しました」
目の前に現れたのは、開いた扇子で口元を覆い、眼鏡越しに真っ黒な瞳を光らせる和風男子ーー
「ハナブサさん!」
「はい、琴海さんお久しぶりです。本日は立会いの講師として同席させて頂くことになりました。宜しくお願い致します」
開いた扇子を胸元に当てて、ハナブサは深々と一礼をしたので、私も一緒にお辞儀をする。
「こちらこそ!宜しくお願いします!」
ヤナセが何か憂いていた感じだったけど、ハナブサが立会い講師なら安心だ。
何か起きたとしてもハナブサの必殺技『呪いの扇子』が宙を舞うであろう。
ヤナセの心配も珍しく取り越し苦労で終わる気がした。