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ラブカルチャースクール 2
第39章 M Lesson 教養X
元々外国語得意でもないし、気にしないで普段通りに話しておこう。
それはともかく、今日の教養は――――『男性の身体について』だ。
これは興味深い。
やはり自分とは違う『異性』。
身体の仕組みも感覚も違うから、知っておいて損はない。
講師になって生徒にアドバイスする時に、役立つのは絶対だ。
興味がある内容に緊張感は一気に吹き飛び、セルジュに期待の眼差しを向ける。
目を輝かせている私にセルジュが嬉しそうに微笑みかけてきた瞬間――――
パッシン!
ハナブサの扇子の音が早速鳴り響いた。
「…っ!」
この音を聞くと反射的に背筋が伸びる。
姿勢を正してセルジュを見やると…
笑顔が一瞬消えた。
え…?
さっきまであんなに笑顔だったのに…。
ドックン…ドックン…
正面のセルジュ、背後のハナブサ。
二人の間に張り詰めた糸が通っているのを感じ、脈拍が早まってくる。
その糸に絡まってしまいそうな、間に挟まれたチワワだけど…
先ずはレッスンだ。
どんな理由があるのか解らないけど、私は目標に向かって突き進むまでなのだから!
「セルジュさん!それは凄く楽しみです!男性の身体について詳しく知りたいです!」
張り詰めた空気を壊すかのように、私は元気よくセルジュに笑顔を向けた。
それはともかく、今日の教養は――――『男性の身体について』だ。
これは興味深い。
やはり自分とは違う『異性』。
身体の仕組みも感覚も違うから、知っておいて損はない。
講師になって生徒にアドバイスする時に、役立つのは絶対だ。
興味がある内容に緊張感は一気に吹き飛び、セルジュに期待の眼差しを向ける。
目を輝かせている私にセルジュが嬉しそうに微笑みかけてきた瞬間――――
パッシン!
ハナブサの扇子の音が早速鳴り響いた。
「…っ!」
この音を聞くと反射的に背筋が伸びる。
姿勢を正してセルジュを見やると…
笑顔が一瞬消えた。
え…?
さっきまであんなに笑顔だったのに…。
ドックン…ドックン…
正面のセルジュ、背後のハナブサ。
二人の間に張り詰めた糸が通っているのを感じ、脈拍が早まってくる。
その糸に絡まってしまいそうな、間に挟まれたチワワだけど…
先ずはレッスンだ。
どんな理由があるのか解らないけど、私は目標に向かって突き進むまでなのだから!
「セルジュさん!それは凄く楽しみです!男性の身体について詳しく知りたいです!」
張り詰めた空気を壊すかのように、私は元気よくセルジュに笑顔を向けた。